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【東西現場記者走る】スマッシュ&ダイア、初GI獲り好感触
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密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。春のGI開幕を告げる高松宮記念は、東京サンスポの千葉智春記者(35)が担当する。栗東トレセンで迎えた初日は、ダノンスマッシュ、ダイアトニックの安田隆厩舎2騎に注目した。ともに厩舎の先輩であるロードカナロアの産駒で、前哨戦を好走。中間の成長ぶりを感じ、初戴冠への好感触を得た。
予定していたドバイ出張が、新型コロナウイルス禍で見送られたのが先週18日。準備してきた徒労感に沈んだが翌日、GI連載の指令が飛んできた。悔しさを振り払うにはちょうどいい。栗東に乗り込んだ22日夜の“ドバイ中止”の知らせに驚きつつも、春GI開幕戦に全力を注ぐ思いだ。
GI馬6頭(グランアレグリア、ステルヴィオ、セイウンコウセイ、タワーオブロンドン、ノームコア、モズアスコット)が出走予定だが、初日は初戴冠を期す安田隆厩舎のダノンスマッシュ&ダイアトニックに注目した。前者は昨年の高松宮記念、スプリンターズSともに1番人気で4、3着。後者は連載担当のマイルCSで本命視し、10着と涙をのんだ。今の自分の悔しさが重なる。作業を終えた頃、2頭を担当する岩本助手を直撃した。
ダノンスマッシュは前走の夕刊フジ賞オーシャンSで、昨年のスプリンターズSの覇者タワーオブロンドン(3着)などを圧倒してのVだった。「(タワーより)斤量も2キロ軽かったので、ここで負けるようでは…という気持ちでした。斤量差以上の力を見せてくれたし、馬も成長しています」と振り返る。
その進化は、2走前の香港遠征(スプリント8着)の経験が大きい。GI6勝馬ロードカナロアも担当していた同助手は「父もそうだったけど、香港から帰ってきて精神的にも肉体的にもパワーアップ。1年前とは全然違います」。父と重なる成長曲線に、今年こその思いがこもる。
ダイアトニックも期待は大きい。初めての1200メートルだが、前走の阪急杯(2位入線3着降着)で手応えを得た。「1200メートルに向けて前めに行かせたんです。あれだけ粘れたし、力はあるな、と」。先週18日には坂路4ハロン49秒9の自己ベストをマーク。「目いっぱいではないですからね。まだまだ伸びます」と地力強化にも自信を持つ。
同じカナロア産駒でもタイプは違う。車に例えれば「高級セダン。サーッといく感じの中に、力強さを備えている」ダノンスマッシュ、「ポルシェ。本当のスピードタイプ」のダイアトニック。その乗り味に「2頭ともGIを取れる器。ワンツーがいいですね」と岩本助手。GI馬を蹴散らしての戴冠は十分にあると感じた。 (千葉智春)
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
★高松宮記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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