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今週の中央競馬は中山、阪神2場での20日(金=祝)、21日(土)、22日(日)の3日間開催で、中山では日曜メインにフジテレビ賞スプリングS(GII、芝1800メートル)が行われる。1~3着馬に皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権が与えられるトライアルで、過去10年の優勝馬では2011年オルフェーヴルは三冠馬となり、13年ロゴタイプは本番を制覇し、18年2着のエポカドーロも皐月賞馬となっている。
ヴェルトライゼンデ(栗東・池江泰寿厩舎、牡)はホープフルS2着。コントレイルには完敗したが、皐月賞を見据える戦いとしては上々の内容だった。ワールドプレミア(菊花賞)、ワールドエース(きさらぎ賞、マイラーズC、皐月賞2着)の半弟という血統で、今後の成長力もかなり見込めるはず。重賞初制覇のチャンスだ。
サクセッション(美浦・国枝栄厩舎、牡)は4戦全てがマイルで3勝。1ハロン延長が鍵だが、アスター賞、前走のジュニアCと中山で2勝しているのは強みになる。新コンビを組むヒューイットソン騎手の乗り方も興味深い。
ココロノトウダイ(美浦・手塚貴久厩舎、牡)は共同通信杯(5着)をひと叩きして体がすっきりと引き締まった。デビュー戦から芝1800メートル限定で出走して【2・1・0・1】と安定した走り。中山は初めてだが、福島芝1800メートルのきんもくせい特別を勝っているので問題なさそう。半姉フェアリーポルカが先週の中山牝馬Sを勝っており、弟も続きたいところだ。
ファルコニア(栗東・角居勝彦厩舎、牡)は【2・2・0・0】と安定感十分。長距離輸送も前走の小倉で経験済みだ。未勝利、あすなろ賞と連勝しての出走は16年の覇者マウントロブソン、18年2着のエポカドーロと同じパターン。課題のスタートをクリアできれば、侮れない存在だ。
同じく堅実なアオイクレアトール(美浦・古賀慎明厩舎、牡)も上位を狙える。
地方競馬から2頭が出走予定だが、ニュージーランド産馬で、岡田繁幸氏所有のエン(川崎・河津裕昭厩舎、牡)に注目したい。デビュー2連勝で挑んだ前走の共同通信杯は7着に終わったが、今回は芝への慣れが見込める。
★スプリングSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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最新注目競走馬
総賞金ランキング |
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岡田繁幸氏所有のエン
(川崎・河津裕昭厩舎、牡)
地方馬だがニュージーランド産馬
デビュー2連勝で挑んだ前走の共同通信杯は7着に終わったが、
今回は芝への慣れが見込める。