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3日付で定年引退となる山内研二調教師(70)、作田誠二調教師(70)=ともに栗東=の引退セレモニーが1日、阪神、中京競馬場のウイナーズサークルで行われた。両調教師ともに管理馬最後のレースで白星を挙げ、見事に有終の美を飾った。
管理するジュエアトゥーでV締めを果たした阪神12R終了後の引退セレモニー。山内調教師は日本調教師会、日本騎手クラブ、家族から花束が贈呈されると、壇上で感無量の表情を見せた。
「ついにこの日がきたのかなと思っています。今は言葉が出てきません」。阪神3Rのテイエムイダテン、阪神12Rと調教師生活最後の開催日に2勝。「こんなにうまくいくとはね。なかなか、こうはいかないよ。誰かが応援してくれたのかな」と目を細めた。1989年に厩舎を開業し、JRA通算872勝。95年宝塚記念(ダンツシアトル)をはじめGI6勝、JRA全10場での重賞制覇など、競馬界に刻んだ実績が色あせることはない。
作田調教師の引退セレモニーは中京競馬の昼休みに行われた。その後、中京8RでヴィーヴァバッカスがV。引退の花道を飾り、「最後の最後にも勝つことができて、本当に良かったです。(騎手時代から)56年という長い間、応援してくださり、ありがとうございました」と頭を下げた。
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