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日曜日に行われる東京新聞杯の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。
①プリモシーン
父は東京新聞杯で毎年のように上位入線馬を送り出しているディープインパクト。母は豪G1を4勝した女傑で、近い親族には香港マイルの勝ち馬など、多数の活躍馬が並ぶ。スピードとパワーだけでなく、底力をも兼ね備えた良質の牝系だ。スタート難や反応の悪さを抱えているゆえに過信は禁物だが、スイッチが入った際の末脚は強烈。メンタルバランスさえ失っていなければ、得意とする東京芝1600mで反撃のシーンもありえる。
②ヴァンドギャルド
父のディープインパクトは、東京新聞杯で多数の好走馬を輩出。母父に欧州ノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬の相性も上々だ。その点を踏まえると、相応の適性を持ち合わせているものと考えられる。ただ、母父、祖母の父がともに英ダービー馬という重厚な構成。軽い芝のマイル戦で極端に速い上がりを求められると、勝負どころで後手を踏む可能性もある。4連勝を成すには、前半から適度にペースが締まる競馬、あるいは自身から早めに動いて持続質勝負に持ち込むなど、欧州血脈由来のしぶとさを活かせる展開がほしい。
③モルフェオルフェ
3代母のウィッチフルシンキングを起点とするファミリーには、祖母ロフティーエイムのほか、サングレーザーやメーデイアなど重賞活躍馬が多数。今後のさらなる発展が期待される牝系だ。その母方にサンデーサイレンス、キングカメハメハ、オルフェーヴルを重ねて生まれたのが本馬である。芝の持続力勝負で能力を発揮するタイプだろう。ただし、馬力優位の構成ゆえに、速い脚に欠けるのが難点。府中のマイルではキレ負けする可能性が高い。加えて、前走は勝ち馬から3秒0差の14着。牡馬相手の別定重賞ではいかにも分が悪い。
④クルーガー
母のアディクティドはドイツのマイル重賞勝ち馬で、その父ディクタットは安田記念の2着馬。マイル指向の強い構成に加え、本馬自身も富士Sで3着の実績があるように、東京芝1600mのコース自体に不安はない。キングカメハメハ産駒の当レースにおけるパフォーマンスも悪くなく、走ってもおかしくない下地はある。とはいえ、明け8歳を迎えた高齢馬。なおかつ、久々の国内マイル戦とあっては追走に窮する可能性が高い。今回は様子見が賢明だろう。
⑤サトノアーサー
母のキングスローズは、オセアニアでG1を含む重賞6勝の名牝。近親には北米やオセアニアの重賞ホースが数多くいる。活力に満ちた牝系にディープインパクトを組み合わせることで、ハイレベルのスピード持続力を実現。大箱コースに適した資質の持ち主といえよう。反面、持続力が強調されているぶん、高速上がりの瞬発力勝負になると後れをとりやすい。勝ち負けを演じるには、適度に上がりを要する差し比べの展開が望ましい。
⑥レイエンダ
レイデオロの全弟で、叔父にゴルトブリッツ、祖母の半弟にディープインパクトがいる良血馬。母父ロベルト系の重厚さと、スピードに優れたミスプロのインブリードがミックスされた、バランスの良さが特徴だ。ただ、浮き沈みの激しい戦績が示すように、現状はポテンシャルを活かしきれてない印象。いずれにせよ、高速馬場の決め脚比べでは分が悪そう。首位争いに加わるには、ソフトな馬場の出現、あるいは自ら積極的に動いて後続の脚を封じることが必須といえよう。
⑦ケイデンスコール
4代母にダイナサッシュを擁する名門一族。祖母の仔にバランスオブゲームやフェイムゲーム、遠縁にはサッカーボーイ、ステイゴールドの名がある。ムラ駆け指向が強い一方で、ハマッたときの破壊力は抜群、成長力にも優れている。その牝系にロードカナロアを重ね、軽さとスピードをミックス。均整のとれた構成といえよう。本馬自身、NHKマイルCで2着好走しているように、コース適性は問題なし。得意とする外伸びの決め手勝負になれば、一変の余地はある。
⑧スウィングビート
エーピーインディ系×ミスプロ系の組み合わせ。前向きなスピードに秀でた北米配合であることがみてとれる。母のバックシートリズムは北米芝G1の勝ち馬、タピット産駒の芝成績も悪くなく、一概に芝がダメと言い切れないのは確か。その一方で、父エーピーインディ系の当該コース成績が奮わないのは心配材料。加えて、米国色が濃い血統構成のため、東京芝マイルに適したキレや加速力を搭載しているかどうかについては疑問符が付く。相手強化の重賞では割り引きが必要だろう。
⑨レッドヴェイロン
父キングカメハメハの産駒は東京新聞杯でマズマズのパフォーマンス。母父にリファール系種牡馬を持つ馬の相性も良い。兄姉にはマイルレンジの重賞活躍馬がズラリと並び、潜在適性については文句なし。さらに、昨年は半姉のレッドオルガが当レースで2着、富士Sで3着好走するなど、活力に関しても申し分がない。本馬自身も東京芝マイルでは、NHKマイルC3着を含む【2.1.1.0】の良績を残している。魅力度の高い1頭だ。
⑩ロワアブソリュー
父のゼンノロブロイはパワーと持久力に優れたサンデーサイレンス系で、息の長い末脚が持ち味。それゆえ、直線が長くゴール前までダラダラ坂が続き、一定の持久力を要求される形態の東京芝コースは悪くないはず。半妹にデアレガーロ、一族にG1級がズラリと並ぶ牝系の底力に関しても不足はない。とはいえ、明け7歳を迎えた本馬に底上げを望めるかは甚だ疑問。近走の成績からも旬を過ぎた感は否めず、厳しいレースが予想される。
⑪キャンベルジュニア
母は豪州のG1を2つ制覇。父と母父は豪州のトップサイアーという、オセアニアの本格派血統。父は2010年のスプリンターズSを制したウルトラファンタジーなど、息の長い活躍馬を多数輩出している。ゆえに、数え8歳馬だからといってピークアウトと判断するのは早計かもしれない。反面、過去の戦績が示すとおり、東京芝マイルの決め手勝負では分が悪そう。馬場や展開の恩恵がないと苦戦必至とみる
⑫シャドウディーヴァ
父のハーツクライは、2018年の勝ち馬リスグラシューを輩出。北米で活躍したスピードタイプを母に持ち、母父のダンシリはハービンジャーの父でもある。日本の馬場に適した構成といえよう。加えて、サンデーサイレンス系×欧州ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースの活躍配合のひとつ。上位争いを演じるだけのベースは整っている。あとは、落ち着いて走れるかどうかがカギ。当日の気配には十分な注意を払いたい。
⑬クリノガウディー
スクリーンヒーロー×ディアブロの配合馬。パワーと持続力に優れた牝系に、ロベルト系を配した血統構成からして馬力勝負がベスト。上がりを要するコース向きのマイラーとみていいだろう。つまり、パワーに寄っているぶん、後半のスピード勝負になるとパンチが足りない。勝ち切るには馬場悪化や消耗戦など、多くの馬が苦にするシチュエーションがほしいところだ。
⑭ゴールドサーベラス
父のスクリーンヒーローが属するロベルト系の東京新聞杯における成績は上等の部類。反面、母父にネイティヴダンサー系種牡馬を持つ馬は勝ちみに遅いタイプが多く、エンジンのかかりが悪い本馬も同様の傾向にある。その点を踏まえると、良馬場なら上がり3ハロン32~33秒台の速い脚を要求される当レースは適性外の印象。道悪になったとしても、脚質的に好材料とは言い難い。昨年は13着大敗。年齢をひとつ重ねた今回、上位進出を望むのは酷だろう。
⑮ケイアイノーテック
スピードとパワーが強調された牝系に、ディープインパクトを重ねた血統構成をみるに、マイルレンジがベター。自身がNHKマイルCの勝ち馬であることや、東京の芝マイル重賞において父産駒の好走例が多いことも評価できる。その一方、世代限定戦以外で好走がない点は気がかり。成長度の面で足りない可能性も考えられる。そのあたりを踏まえると、展開利があったとしても圏内まで届くかはおおいに疑問。積極的には手が出ない。
⑯ドーヴァー
祖母の半兄に愛ナショナルステークスなどを制し、種牡馬としても活躍したデインヒルダンサーがいる筋の通った牝系。速力と持久力を兼ね備えた欧州牝系に、ダーレー御用達のアドマイヤムーンを配し、速力と底力を併せ持つマイラーに仕上がっている。少し遊びグセがあり安定感には欠けるが、ハマッたときの爆発力は生半可なものではない。極端に時計が速くなると辛い面がある一方で、適度に上がりを要する展開と化せば、上位圏内まで視野に入る。無印にはできない存在だ。
ウマニティ重賞攻略チーム
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