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【ズバリ!調教診断】中山金杯2020 迫力を増した福島記念の覇者が重賞連勝を狙う!トーセンラー産駒の巻き返しにも期待!

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【ズバリ!調教診断】中山金杯2020 迫力を増した福島記念の覇者が重賞連勝を狙う!トーセンラー産駒の巻き返しにも期待!

1月5日に行われる日刊スポーツ賞中山金杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


テリトーリアル
シンガリ負けを喫したチャレンジCの中間時よりも攻めを強化。巻き返しへ向けた陣営の強い意欲が伝わってくる。栗東坂路で行われた1週前追いでは、力強い脚取りで及第点のタイムをマーク。前回以上のデキにあるのは間違いなく、輸送をクリアできれば面白い存在になるかもしれない。

ブラックスピネル
3週続けてクリソベリルに後れをとった前回の中間時と比べ、僚馬に2週連続で先着した今回のほうが雰囲気はいい。とはいえ、ケイコ巧者の同馬にすれば平常運転の内容に過ぎない。自身の力を出せる態勢にはありそうだが、上位進出には鞍上の巧みなエスコートが不可欠となろう。

クレッシェンドラヴ
美浦Wで行われた1週前追いでは、馬場の外めを軽快な脚取りで駆け抜けた。前進気勢に満ちた走りはひと際目を引き、醸し出す迫力も十分すぎるほど。福島記念制覇の勢いは失っておらず、有馬記念除外の影響はまったく感じられない。勝ち負けを意識できる状態にある。


ノーブルマーズ
この中間は普段と変わらず栗東坂路での調整。31日の追い切りでは4F53秒9、ラスト1F12秒9を計時。調教巧者ではないので、時計自体に派手さはないが、前走の最終追い切り時よりもタイムを詰めている点は評価できる。上位争いを演じたとしても、まったく不思議はない。

レッドローゼス
31日に美浦Wでプロディガルサンと併せ馬を実施。最後まで相手に食い下がったものの、手応えは劣勢だった。オープンに入ってからは、調教でも精彩を欠くところがある。中間の良し悪しがレースに結びつくタイプだけに、今回は期待よりも不安のほうが大きい。

マイネルハニー
31日に美浦坂路で行われた追い切り内容は平凡そのもの。スピード感を欠く走りをみるに、約11カ月ぶりのレースを使った効果は感じられない。強いケイコを施せない現状に加え、明け7歳の年齢面を考えると好パフォーマンスを望むのは酷だろう。

トリオンフ
前走(チャレンジC2着)から、11日後には時計を出し始め、以降もみっちりと調教を重ねており、長期休養明けを好走した反動はなさそう。26日に栗東坂路で4F51秒9、ラスト1F12秒2の好ラップを記録しているように実戦を使った効果も十分にうかがえる。いい雰囲気でレースを迎えることができそうだ。

ウインイクシード
中間の速い攻めは、31日の美浦Wの1本のみ。とはいえ、3勝クラスと併せ馬を行い、しっかりと負荷はかけられている。前走(ディセンバーS2着)から大きく様変わりしているわけではないが、きっちりメニューを消化しているあたり、体調面の不安はなさそう。ここでも互角に戦える状態とみたい。

ギベオン
前走(チャレンジC9着)後は在厩したまま栗東坂路で調整を続け、2日の追い切りでは4F52秒6、ラスト2F24秒2-12秒0の好ラップを記録した。ただ、良くも悪くもこの程度の走りは常に見せる馬。大きな上積みを感じるまでには至らない。過度の信頼は禁物だろう。

シャイニープリンス
31日に美浦Wで5F66秒ソコソコのタイムを刻んだものの、プールを中心とした調整を施しているあたり、状態の維持に苦心している様子がうかがえる。年明け10歳を迎える高齢馬とあって、大きな底上げは見込めそうにない。今回は見送りが妥当ではないか。

アンノートル
攻めを強化して臨んだディセンバーSでは5着と一応の結果を残したが、今回の中間内容は地味の一語。中2週が続くこともあってか、自身のコンディションを維持するのに精一杯の感が強く、上昇度の面で物足りない。相手強化の重賞では苦しいだろう。


タニノフランケル
中3週で迎える今回は栗東坂路を中心に調教を重ねてきた。しかし、おおむね4F55秒台の地味な内容が並んでいるあたり、約4カ月ぶりの前走(中日新聞杯14着)を叩いた効果は薄そう。寒い時期に良績のある馬ではあるが、今回は厳しい戦いになりそうだ。

イレイション
間隔が詰まることもあって、全体時計は抑え加減ではあるものの、31日に美浦Wでビッシリと攻め、終い1F12秒台半ばを記録した。少なくとも前回(ディセンバーS3着)のデキはキープしている印象。好相性の中山コース、なおかつハンデ重賞ならば通用してもおかしくはない。

メイショウエイコウ
2日に栗東坂路で行われた追い切りは、4F52秒9を記録した一方で、ラスト1Fは13秒2と時計を要してしまった。ラップのバランスが良くない状況では、得意のダートレースに出走したとしても好結果は見込めそうにない。ましてや今回は芝の重賞。いかにも分が悪い。

カデナ
帰栗後は坂路主体の調整。2日の追い切りでは、4F53秒0を記録した。終い1Fは12秒8と少し要したものの、G3で好走を続けた昨夏の水準には届いており、動ける態勢は整った様子。前回から相手関係はグンと楽になるので、休養明けといえども軽視は禁物だ。

マイネルサーパス
31日に美浦Wで実施した併せ馬では、気の悪い仕草を見せたものの、最後まで僚馬に食らいついており、大きな問題ではなさそう。目を見張るような上昇度はうかがえないが、この馬なりにいい状態をキープしている印象。混戦になれば浮上の場面もありそうだ。

ザダル
12月中旬からトラックと坂路を織り交ぜて丹念に本数を重ねてきた。これまでと比べ、長めの距離から時計を出して負荷を強めているあたりは好感が持てる。美浦Wの1週前追いでは活気のある動きを披露するなど、中間の気配は上々。巻き返し可能のデキとみる。



ウマニティ重賞攻略チーム

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