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「2019ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)」ファイナルラウンドの2日目が28日、中山競馬場で行われ、地方・岩手競馬所属でデビュー2年目の岩本怜騎手(18)=三野宮通厩舎=が、通算62ポイントで優勝した。2位は松木大地騎手(24)=兵庫・雑賀伸、3位は長谷部駿弥騎手(20)=兵庫・小牧毅=と地方勢が上位を独占した。
岩本騎手は前日の第2戦を制した勢いそのままに、JRA初騎乗の第3戦を勝利。2位に9ポイント差をつけて第3代王者に輝いた。中山競馬場がある千葉県船橋市出身で、はにかみながら「最高です! 優勝できて本当にうれしい」。今年は6月に重賞を初めて制覇し、岩手リーディング5位(28日現在)と躍進。「YJSで得た経験を地元で生かせれば。とにかく目の前の1勝に向けて頑張ります」と抱負を語った。
◆松木騎手(2位)「(1日目を首位で終えながら逆転されて)悔しいです! (第4戦は)人気になっていたのに馬券に絡めず、すみませんでした」
◆長谷部騎手(3位)「表彰台に立つのが目標だったので、達成できてよかったです」
★岩本、中越騎手がJRA初V
岩本怜騎手(18)=岩手・三野宮=は28日、JRA初騎乗となった中山7R(YJS3戦目)のクリノオスマンで勝利を挙げた。同9R(同4戦目)では、中越琉世騎手(21)=川崎・佐藤博=がリョウランヒーローに騎乗し、JRA4戦目で初勝利を挙げた。
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