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有馬記念の追い切りが18日、東西トレセンで行われた。栗東坂路では、GI3勝牝馬リスグラシューがラスト1ハロン12秒3(4ハロン51秒3)をマークし、クビ差先着の“攻め”の追い切りを披露。美浦ではGI2勝馬フィエールマンがWコースで池添騎手を背にラスト1ハロン11秒9(5ハロン65秒7)と鋭い伸びで2馬身先着を果たした。
集大成の一戦へ、こん身の仕上げを施した。牝馬初の春秋グランプリ制覇を狙うリスグラシューが、現役最後の追い切りで万全の態勢を整えた。
「けさの体のシルエットを見て、もう少し負荷をかけてもいいかなと。最後の競馬で悔いを残したくないと思い、併せ馬にしました。いい状態で出せそうで、ホッとしています」
矢作調教師が納得顔でうなずいた。朝一番の坂路でユニコーンライオン(3勝クラス)を2馬身ほど追走し、序盤から14秒3-12秒9-11秒8と好ラップを刻む。ラスト1ハロンは12秒3(4ハロン51秒3)でまとめ、クビ差先着。1週前にしっかりと負荷をかけて、当週は息を整えるパターンが通例だが、ラストランで“攻め”の姿勢を貫いた。
キャリア21戦で馬券圏内を外したのはわずか3度の堅実さ。昨秋のエリザベス女王杯でGI初制覇を飾ると、今年は宝塚記念、コックスプレートと国内外でGIを連勝。前走はオーストラリアの慣れない環境を乗り越え、海外GIを制した。「(前走は)レース前も寝ていたくらいだった。オンとオフ(の区別)が、今まで以上にしっかりした」と成長力に目を丸くする矢作師にとって、有馬記念は開業15年目で初参戦。「出すからには使うだけでなく、ファン投票上位に選ばれて勝負になる馬で出走したいのが自分の思い」。ファン投票2位の支持に喜びをかみしめつつ、完成期を迎えた自慢の愛馬とともに最強女王アーモンドアイ撃破を誓う。
「世界一強いと思う馬が出てきてくれた。一度はやってみたかった相手だし、負けてもともと、挑戦したいなという気持ちです」。初めての中山コース、2500メートルの距離についても「一切、気にしていません。いつも一生懸命走ってくれる馬。必ずいい勝負になってくれると思う。勝って有終の美を飾ってくれたら」と締めくくった。
準備は整った。現役最強を証明して、自らの花道を2つ目のグランプリタイトルで彩る。 (斉藤弘樹)
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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