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グランプリ男が、打倒女王を見据えている。22日に中山競馬場で行われる有馬記念(GI、芝2500メートル)で、同レース史上最多の4勝を誇る池添謙一騎手(40)=栗東・フリー=がGI2勝馬のフィエールマン(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)に騎乗する。同馬の主戦であるルメール騎手が、アーモンドアイを選択したため急きょの代打騎乗。感謝する池添騎手は「僕に課せられているのは勝つこと」と、昨年のブラストワンピースに次ぐ連覇に向け、燃えている。
絶対女王アーモンドアイの前に、グランプリ最多勝男が立ち塞がる。
昨年の菊花賞、今年の天皇賞・春を制したフィエールマンの手綱を取るのは、歴代最多の有馬記念4勝を誇る池添謙一騎手。主戦を務めてきたルメール騎手はアーモンドに騎乗することが10日に決まり、究極の代打として白羽の矢が立った。
「GI2勝の強い馬に乗せていただけるのはありがたい。頼まれた瞬間は、むっちゃテンションが上がりました。でも、僕に課せられているのは勝つこと。喜ぶのはそこまでにして、責任を果たせるよう勝つためのことを考えていきたい」
希代の勝負師は、戴冠へのイメージを膨らませる。昨年は3番人気のブラストワンピースで1番人気のレイデオロを破ってV。JRA・GIの25勝中13勝が3番人気以下で“ジャイアント・キリング”はお手のものだ。
ただGI未勝利だったブラストに比べると、フィエールマンの実績は断然上だ。春の天皇賞で下したグローリーヴェイズは、8日のGI香港ヴァーズを圧勝。その比較から、フィエールマンも世界で通用する実力があるといえる。前走の凱旋門賞こそハードな芝が合わず12着に大敗したが、帰国後の調整は順調だ。
池添騎手は、11日の1週前追い切りで初めて騎乗。茨城県・美浦トレセンのWコース(ウッドチップ)で一流馬の感触を確かめ「さすがはGI2勝馬だと思いました。フットワークがいいし、(走る馬の)雰囲気もある。いいファーストコンタクトになったと思う」と声を弾ませた。18日の追い切りにも騎乗し、さらにコンビネーションを深めるつもりだ。
中山芝2500メートルはコーナーが計6回もある特殊な舞台。有馬最多勝騎手が考える攻略のポイントは2つある。「まずはスタート直後のコーナー。急にグッと入っていくので、やはり内枠の方が走りやすい。あとは正面スタンドの歓声がすごいので、そこで力まないでリズム良く走らせられるかどうか」と話す。
その上で「長く脚を使えそうで、反応も良さそうな感じ。中山芝2500メートルにも対応できると思うし、これだけの馬ですから。心配はないでしょう」と、フィエールマンのコース適性を信じる。
今年は11月のマイルCSを初騎乗のインディチャンプで制し、5年連続のJRA・GI勝利を達成。不惑を迎え、手綱さばきは円熟味を増すばかりだ。心強いパートナーを得た池添騎手が平成最後と令和最初の有馬を制し、グランプリ5勝の金字塔を打ち立てる。
★17日のフィエールマン
茨城県・美浦トレセンのAコース(ダート)とWコース(ウッドチップ)で軽めの調整。元気いっぱいで18日に行う最終追い切りに備えた。手塚調教師は「帰厩した直後は浮いたような走りだったけど、それから動きはよくなっているから。凱旋門賞(12着)のダメージのようなものもないし、あすの追い切りでラストを伸ばして、いい頃のアクションがあれば大丈夫」と話す。大一番に向けて調整は順調だ。
池添 謙一(いけぞえ・けんいち) 1979(昭和54)年7月23日生まれ、40歳。滋賀県出身。98年に騎手免許取得。同年は38勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に輝いた。2011年にはオルフェーヴルで3冠を達成。JRA通算1万2706戦1179勝。重賞はGI25勝を含む82勝(17日現在)。父の池添兼雄、弟の池添学はともにJRA調教師。
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