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【東西現場記者走る】クロコと2頭出し大塚オーナー直撃
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密着取材でGIの勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。1年間の総決算・有馬記念は、大阪サンスポの山口大輝記者(28)が担当する。トレセン入りの前に、番外編として菊花賞馬ワールドプレミア(栗・友道、牡3)、ラストランを迎えるクロコスミア(栗・西浦、牝6)を2頭出しする大塚亮一オーナー(45)=大塚総合税理士法人代表=を直撃。有馬記念への思い入れや、大舞台に向けての胸中に迫った。
今年はワールドプレミアが菊花賞を制し、GI&クラシック初制覇。2008年に馬主免許を取得した大塚オーナーにとって飛躍の年となった。今回はトレセン入りの前の番外編として、経営している大塚総合税理士法人の本社へ。応接室に用意された記念品の数々が輝いて見える。栄冠をつかんで心境の変化は?
「以前は“勝たないとあかん”というプレッシャーがありましたが、すごく気持ちが楽になりました。時間をかけて、お金もかけて…。馬主をやるということは、リスクを負っていますからね。馬主人生の第1章が完結した気分です」
セリにいけば全頭をチェックし、愛馬を見るために育成牧場まで足を運ぶオーナーだけに、実感がこもっていた。
学生時代は騎手志望。夢を抱いたきっかけこそ、有馬記念だった。1990年、オグリキャップが武豊騎手を背に有終の美を飾った一戦。自らを奮い立たせるためにビデオを何度も見返した。「10年ぐらいは、見るたびに身震いしていましたよ」と笑う。「しかも、今回はワールドの鞍上が武豊騎手。初めての有馬記念で、ここまで舞台がそろうとは…。またとない“第2章”の始まりです」と目を輝かせた。
ワールドは、春はソエに悩まされたが、ひと夏を越してグンと成長。菊の舞台で大輪を咲かせた。今回で秋3戦目と余力もありそうで、「1週前追い切りをみて、びっくりしました。体つきもガレて(やせて)いないし、抜群。思っていた以上にしっかりしていました」と期待は大きい。
2年前の府中牝馬Sで重賞初タイトルをプレゼントしてくれたクロコスミアはラストラン。「十分、頑張ってくれました。エ女王杯の2着など、最後の1年までよく走ってくれましたね」と感謝の思いを口にする。「(2着だった昨年のエ女王杯でクビ差1着の)リスグラシューが上位人気に推されるのなら…という思いはありますね」と一発を狙っていた。
個人オーナーでは唯一の多頭出し。レースのイメージはあるのか。
「(90年の)オグリキャップのような乗り方をされたらたまらないですね。3、4コーナーで外を回って脚を伸ばして。クロコスミアは(逃げた)オサイチジョージのようなレースで(笑)」
クロコスミアが先行策でペースを作り、ワールドが末脚を伸ばす。本番でもあり得そうな…。
「ワンツーフィニッシュなら、ウイニングランを2頭でしてほしいな(笑)。馬主はそういう妄想をしていいと思うし、ワクワクしますね」
まさに、馬主にとっても夢のグランプリということか。番外編ながら、胸躍る気持ちで、密着取材のスタートを切ることができた。 (山口大輝)
活気ある動き
ワールドプレミアは15日、栗東トレセンの坂路で4ハロン57秒4-13秒1。「11日の1週前追い切りでは若干余裕があったけど、1本やったことでだいぶ活気のある動きになってきた」と大江助手は力を込めた。
クロコスミアは坂路を気合十分に4ハロン57秒7-13秒1で駆け上がった。北添助手は「いつも通り元気いっぱい。まだまだやれると思いますが、次の(繁殖の)仕事もありますからね。ラストランと、あまり考えないようにやっていきます」と自然体で臨むつもりだ。
大塚 亮一(おおつか・りょういち)1974(昭和49)年10月23日生まれ、45歳。大阪府出身。大塚総合税理士法人代表。京都馬主協会常務理事、日本馬主協会連合会常任監事。2008年にJRA馬主免許を取得し、09年から所有馬を走らせている。17年の府中牝馬S(クロコスミア)で重賞を初制覇。今年の菊花賞(ワールドプレミア)でGIを初制覇した。
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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