まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
【有馬記念】ルメール、アーモンドアイ「すごくいい」
2,915
4
1
レース史上最多11頭のGI馬がそろう中央競馬の年末の大一番、有馬記念(22日、中山、GI、芝2500メートル)に出走するファン投票1位のアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、牝4歳)が11日、茨城・美浦トレセンで1週前追い切りを行った。発熱のため香港遠征を回避した影響が心配されたが、軽快な動きで併せ馬に先着。騎乗したクリストフ・ルメール騎手、管理する国枝栄調教師はともに不安を一蹴した。
超豪華メンバーがそろう有馬記念の主役はやっぱりアーモンドアイだ。香港遠征を軽い発熱で取りやめたが、1週前追い切りで見せたギュンと加速する推進力はいつも通り。もう迷いはない。GI7勝目へ、まっしぐらだ。
「すごくいい手応えでした。有馬記念にアーモンドアイで出られるのがすごくうれしいです」
騎乗したルメール騎手の満面の笑みが、無事であることの何よりの証拠だ。
午前8時、美浦トレセンのWコース。報道陣や関係者の熱い視線が、アーモンドアイに注がれていた。先行するノチェブランカ(3勝クラス)を2馬身ほど追いかけて、3コーナー過ぎに内へ。絶好の手応えで直線に入ると、ルメールがほんの少し、手綱を動かした。それだけであっという間に突き抜ける。5ハロン65秒2、ラスト1ハロンは12秒4の好反応で、相手が必死に抵抗するが、馬なりで1馬身先着した。
「みなさんの見てのとおり。まったく問題ないよ」と追い切りを見守った国枝調教師は、余裕の笑顔。何を心配してるんだよ、とでも言いたげだ。
8日の香港カップを予定していたが、出国直前の11月29日に発熱が判明。馬の平熱は人間より高く、だいたい37度5分から8分ぐらいだが、この時のアーモンドアイは38度5分ほどだった。幸いにも熱はすぐに引いたが、日本を代表する最強馬。陣営は慎重に今後を協議し、10日夕に有馬記念への出走を正式に決めた。スケジュールに狂いは出たが、その不安もこの日の追い切りの動きで完全に払いのけた。
「馬にとっては微熱。もう少しタイミングがずれていたら香港に行っていただろうし、日本の競馬だったら使っていたかもしれない。飛行機で輸送することを考えて大事をとっただけ」
国枝師が症状を説明。軽微だったことを強調した。それでも有馬記念は、アーモンドアイにとっては初めての中山で、初めての2500メートル。ファンはいつものパフォーマンスができるのか、気になるところだ。
「なんとかして、不安なところを探して記事にしようとしているんだろ?」と苦笑するトレーナー。「確かに中山は走っていない。いいんじゃないか、それも楽しみで」と余裕たっぷりだ。
「競馬はいろいろなことがあり得る。それが(不利を受けて3着だった)安田記念。そういうことを除けば、何も不安はない。楽しみだよ」
勝てばディープインパクトなどの名馬に並ぶGI7勝目。またひとつ歴史に名を刻む。そんな有馬記念が近づいてきた。 (柴田章利)
★過去最多は10頭
これまで有馬記念でGI馬が最も多く出走したのは、2009年(優勝ドリームジャーニー)、14年(優勝ジェンティルドンナ)の10頭。
★GI勝利最多タイへ
アーモンドアイはこれまでに牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)、ジャパンC、ドバイターフ、天皇賞・秋のGI6勝をマーク。今回、有馬記念を勝つと7勝目となり、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、キタサンブラックと並ぶ史上最多記録(交流GI除く)となる。
★主要4場GI制覇へ
中山初参戦となるアーモンドアイには、JRAの主要4場(東京、中山、京都、阪神)のGI制覇がかかる。過去にこの4場でGIを勝っている馬は、1984年のグレード制導入以降でテイエムオペラオー、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、キタサンブラックの4頭。
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|
初の距離、中山、熱発、全てが危惧に終わることを信じて応援しましょう。