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今週は2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ。密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』は、当レースで3年続けて馬券プレゼントを成功中の東京サンスポ・千葉智春記者(35)が担当する。栗東トレセンでの2日目は、重賞勝ちはないものの強敵と戦ってきたクリスティに注目。血統、鞍上の福永騎手ともに好相性のレースで、陣営も仕上がりに自信を抱いている。
雨だった前日と打って変わって晴天の火曜朝。放射冷却で気温がグンと下がり寒風が身に染みるが、捜査の手は緩めない。この日のターゲットであるクリスティは、午前10時過ぎに坂路入りするという。時間まで他馬の取材に奔走しつつ、プロフィルを振り返った。
過去10年で産駒が【3・1・2・11】の良績を残すのは種牡馬ディープインパクト。今年は重賞勝ち馬のリアアメリアが出走するが、孫世代で新種牡馬のキズナ、ワールドエースの産駒が3頭ずつエントリーしているのも興味深い。クリスティは、重賞ウイナー(函館2歳S・ビアンフェ)を出しているキズナの子。同産駒で【4・5・1・10】と最も良績を残す福永騎手が手綱を取るのも魅力に映る。
“待ち馬”は9時過ぎに早くも姿を見せた。コース手前の丸馬場で運動後、逍遥馬道、角馬場でのハッキングを経て坂路へ。軽快に4ハロン66秒0で登坂した。みっちり1時間を超す調整後、担当の野坂助手を直撃。「いつものメニューですよ。もう競馬モード。“ゾーン”に入っています」と笑顔が返ってきた。
前走は重馬場のアイビーSで2着。ホープフルSで有力視されるワーケアに3馬身離されたが、「スムーズに出せていたら際どかった」と同助手。なるほど、直線で馬群に包まれ、鞍上が追えたのは残り300メートル過ぎだった。前走は18キロ増での出走だが、成長の証し。「ムキムキになりました。カイバをしっかり食べてくれる女の子で、精神的にも強い」。
中京マイルの新馬戦も重馬場で、のちに道悪で小倉2歳Sを制すマイネルグリットの2着。続く良馬場の未勝利はノーステッキの3馬身差Vだった。「重い馬場もこなすけど、大跳びできれいな走りをする馬。良馬場ならより切れると思います」と本領発揮を望む。
取材の終盤には「血統的にもいいんでしょ?」と逆取材された。母の父クロフネは【0・2・0・2】で、ここ2年続けて連対というデータを示すと同助手がうなずく。「あとは続けて乗ってくれている福永騎手がよく分かっているから」。阪神JFでは過去【3・0・3・11】で最多勝、オール連対馬に継続騎乗なら【3・0・2・2】の鞍上を信頼する。
「不安らしい不安はない。スムーズなら面白いですよ」と野坂助手。実績上位馬にも臆することのない好ムードに、一発の可能性を感じた。 (千葉智春)
★阪神JFの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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