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1週間の密着取材でGI勝ち馬を探る『東西現場記者走る』。チャンピオンズカップは、東京サンスポの板津雄志記者(40)が担当する。栗東トレセンで迎えた初日は、ジャパンダートダービーなど5戦5勝の3歳馬クリソベリルに注目。ここに向けての上昇度、手応え、コース適性などを担当の濱田助手に聞いた。
ジャパンCで大やられし、苦し紛れに最後の京阪杯で買い足し勝負に出た。普通なら連敗でダメージ2倍がお約束だが、珍しいことに財布の中身がV字回復。おかげで栗東トレセンへ向かう道中の弁当をあれもこれもと買いすぎた。
連載初日はデビューからの5連勝で、2着につけた着差が合計26馬身という3歳馬クリソベリルだ。担当者の濱田助手はダンビュライトで24日のジャパンC挑戦後、翌25日の午前1時すぎに帰栗。かなりお疲れのはずだが、まずは規格外の評価を受けていることから話してくれた。
「エンジンがかかってスピードに乗ったら止まらない。ビシバシやらなくても伸び続ける。この馬のスケールの大きさは僕らでは分からないよ」
前走の日テレ盃も強かった。基本的にダート路線の年長馬は息が長く、歴戦の猛者ぞろい。2004年に3歳で挑戦したアジュディミツオー(同年の東京大賞典をV)が2着に敗れたくらい古馬の壁は厚いが、クリソベリルは4馬身差の圧勝。交流重賞に格上げ以降で初の3歳馬のVを飾った。走破タイムも前3年の勝ち馬と遜色がない。
しかも2カ月が過ぎて、さらに進化しているというから驚きだ。
「ゆとりあるローテが組めているから、そのぶん成長も促せるし、調教も手抜きせずしっかりやれる。緩さがいくぶん解消し、馬体もレースで10キロくらい増えそう。何より最近はフットワークが弾む感じになり、ストライドもさらに伸びるようになった。それが今回帰厩して感じたこと」と続ける。
ますます逆らえないムードだが、ひとつ気になったのが、中京ダート1800メートルのフルゲート戦は、3、4コーナーで外へ振られやすい印象があること。540キロ前後の大型馬がうまく立ち回れるのか…。
「園田、船橋でも器用に走れたから気にならない。それなりのスピードで上がっていってもコーナーをぴったり回ってきた。膨れないのはある意味、トップスピードじゃないってこと。僕らが見る限り、まだ本気で走ったことがない」
飛び抜けた才能に成長力、器用さもあるクリソベリル。“もう俺で決まりだろう”。がっつり服をかんできた“怪物くん”が、そう訴えてきた気がした。(板津雄志)
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
★ チャンピオンズカップの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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