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中央競馬の頂上決戦、ジャパンCに出走するGI2勝馬レイデオロ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡5歳)が20日、茨城・美浦トレセンで追い切りを行った。派手さはないが、力強い動きで鋭いフィニッシュを披露。騎乗した初コンビとなるウィリアム・ビュイック騎手(31)も手応えの良さに自信を深めた。枠順は21日に確定、22日に金曜発売が実施される。
冷たい北風が吹きつける中、一昨年のダービー馬レイデオロが静かに闘志を燃やした。初コンビのビュイック騎手を背に、Wコースで僚馬ゴーフォザサミット(OP)の3馬身後ろからスタート。直線で内から手応え良く並びかけると、鞍上の軽いゴーサインにもグッとハミを取って走る気を見せ、併入でフィニッシュを果たした。
「すごくはつらつとした動きだった。ダービーと天皇賞の勝ち馬でもともと強いし、ベリーグッドホースだと分かっている。彼の強みは加速力だと思う。東京コースも、2400メートルの距離も合っている」
ビュイック騎手が動きの良さに太鼓判を押した。時計は5ハロン70秒4、ラスト1ハロン12秒7と目立たないが、ゴール後の1ハロンも12秒0くらいのスピードで駆けていったのだから十分に負荷はかかっている。不本意な結果に終わったここ数戦で見られた頭の高さも修正され、本来のフォームに戻ってきた印象だ。「指示に対するリアクションもすごく良く、非常にいい感触をもった」と、初コンタクトで自信を深めたようだ。
「きょうは寒いね。この秋一番じゃないか」。そう報道陣に問いかけた藤沢和調教師の表情に笑みが浮かぶ。レイデオロの体調がいいからに他ならない。
ドバイシーマクラシック6着、宝塚記念5着に続き、GIIの産経賞オールカマーでも4着に敗戦。ふがいない結果に、トレーナーもさすがに肩を落としたが、放牧を挟んで戻ってきた愛馬を見て“これなら”と思い直した。「気持ちも体も違う。今回は久しぶりにいいと思える状態。(最終追い切りも)ゴール前だけ併せてもらったが、気合が入って良さそうだった。状態は上がっている。ビュイック騎手には自信を持って乗ってもらいたい」と胸を張って送り出せる仕上がりだ。
「騎乗の依頼が来たときは興奮した。ジャパンCは僕が勝ったことがないレース。チャンスのある馬に乗れるのはうれしいし、レイデオロはその可能性を秘めた馬。ベストを尽くしたい」
陣営からバトンを受け取るビュイック騎手が目を輝かせた。昨年はマイルCSでステルヴィオをGI馬へと導いた英国のトップジョッキーが、この秋はダービー馬の復権へ一役買う。 (板津雄志)
★超一流ズラリ
今年のジャパンCは創設39年目にして初めて外国馬の参戦がないものの、短期免許で世界の超一流騎手5人がそろった。20日に来日した世界ナンバーワンと呼ばれるL・デットーリ(48)、今年の英国リーディングのO・マーフィー(24)、JRAでもGIを7勝しているR・ムーア(36)、フランスのナンバーワン騎手C・スミヨン(38)、そしてレイデオロに騎乗するW・ビュイック。JRA所属ではC・ルメール、M・デムーロ、武豊らが迎え撃つ。
★ドバイで3連覇
英国を拠点としているウィリアム・ビュイック騎手はノルウェー出身の31歳で、現在、ドバイのモハメド殿下が率いる世界的な競走馬の馬主『ゴドルフィン』の主戦を務めるトップジョッキー。これまでに英ダービーや“キングジョージ”、ドバイワールドC、米ブリーダーズC諸競走など、世界中の大レースで活躍している。今年のドバイシーマクラシックではレース史上初の3連覇(4勝目)を果たした。JRAでは昨年のマイルCS(ステルヴィオ)のGI1勝を含む重賞5勝。通算285戦32勝をマークしている。
★ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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