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牡馬クラシックの最終戦、菊花賞で2冠制覇を狙うダービー馬エイシンフラッシュが20日、滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースで追い切りを行った。ラスト1ハロン(200メートル)は11秒5の速いタイムで抜群の伸びを披露。6ハロン(1200メートル)は86秒0と、全体のタイムは遅かったものの、「最後はすごい脚。状態は右肩上がり」と藤原英昭調教師(45)=栗東=は仕上がりに自信を見せた。菊花賞は21日に枠順確定、22日から一部ウインズで前売りが行われる。
出走予定馬へ
ダービー馬の瞬発力は健在だ。2冠がかかる菊花賞。ダービーを制して3歳世代の頂点に立ったエイシンフラッシュが、最終追い切りで磨き抜かれた末脚を披露した。
秋の深まりとともに日の出が遅くなった栗東トレセン。午前6時の馬場開場の頃はまだ夜が明け切らぬ穏やかな空気に包まれている。その静寂をエイシンフラッシュが突き破った。CWコースで、エアシャトゥーシュ(牡5オープン)を3馬身ほど追走。ゆったりしたペースで前半を入り、3コーナー過ぎでペースアップすると、直線で内に入れた。鮫島良太騎手(レースは内田博幸騎手)が、軽く手綱を押してゴーサインを出すと、パートナーを一気に2馬身突き放す。最後は流すほどの余裕を見せた。
「いつも鮫島騎手に調教で乗ってもらっているので、今回もラストでどれだけ動くかを確かめてもらった。すごい脚だったね。状態は右肩上がりに来ていると思う」
藤原英昭調教師が納得の内容に笑みを見せた。6ハロンのタイムは86秒0と目立つものではなかったが、最後の1ハロン11秒5は、さすがダービー馬と思わせるもの。ライバルをまとめて抜き去った、ダービーの直線を彷彿させるものだった。
前走の神戸新聞杯では休み明けのうえにスローペースで行きたがる面を見せたが、それでもローズキングダムと接戦を演じてクビ差の2着。スムーズな競馬なら勝っていたのでは、と思わせる内容だった。今回は未知の距離3000メートル。その攻略がポイントになる。
しかし、トレーナーは不安を感じていない。「ジョッキーが乗りやすい馬を作るのが、我々の使命。自在に動けて、瞬発力があるのが、この馬の強み。ペースや展開に左右されないですから」とダービー馬に揺るぎない信頼を寄せている。
「周りの期待はヒシヒシと感じるけど、厩舎としては平常心でやってきた。まずは無事に菊花賞を乗り切って欲しい。ただ、ダービー馬として恥ずかしくないレースはしたいと思っていますよ」
藤原英師は控えめな言葉の中にも、自信を漂わせた。春に頂点に立ったプレッシャー。それもエイシンフラッシュの末脚が、菊花賞で吹き飛ばしてくれるに違いない。(柴田章利)
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