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【エリザベス杯】クロノ美脚披露!スラリと伸びた11秒6
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エリザベス女王杯の追い切りが6日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。秋華賞を制したクロノジェネシス(栗東・斉藤崇史厩舎、牝3歳)は、主戦の北村友一騎手(33)を背にCWコースで確かな伸びを披露。前走の追い切りで見せた“並んだら抜かない”ズルい面を見せることなく、クビ差先着した。折り合い面の課題もクリアし、前走以上の状態でGI2勝目を狙う。
気温5度と冷え込んだ栗東で、人馬が充実の白い息を弾ませた。秋華賞馬クロノジェネシスが、躍動感たっぷりにCWコースを疾走。2週続けて手綱を取った北村友騎手は笑みを浮かべた。
「思った通りの調教ができました。折り合いがついて、しまいの反応も、伸びも良かったです。具合は確実にアップしていますね」
序盤をゆったりしたペースで入ると、折り合いよく直線へ。ため込んだパワーを解放すると、馬なりでグングン加速し、ヴィッセン(2勝クラス)に力強くクビ差先着した。前走時の追い切り(併入)で見せた、併走相手に並びかけると力を加減して抜かそうとしなかった“ズルい”面は解消。6ハロン85秒5-11秒6の鋭い伸び脚だった。
「先週(1週前追い切り)は前の馬を追いかけていたけど、賢いので落ち着いて走ってくれました」。1週前追い切りはCWで自己ベストの6ハロン79秒8をマークしたが、道中は力みっぱなし。前走から1ハロン延長となる2200メートルに向けて、調教でも我慢を利かせられるかどうかがテーマだったが、難なくクリア。北村友騎手は「行きたがる面などを含めて気をつけることは多いですが、リラックスして走れれば、さらにいいパフォーマンスを出せると思います」とGI連勝への手応えを口にした。
初体験となる中3週の臨戦過程にも不安はない。ひと夏を越して前走時に20キロ増えていた好馬体を、中間もキープ。斉藤崇調教師は「前走後も大きなダメージはなく、順調に調整できている。成長してたくましくなってカイ食いも落ちなかった」と目を細める。初の京都外回りコースについても「どんな競馬場、コースでも走ってくれるのがこの馬のいいところ」と意に介さない。
北村友騎手は「オークス(0秒4差の3着)であれだけ離されたラヴズオンリーユーと再戦できるのは楽しみ。古馬や、いいジョッキーたちと競馬できることも楽しみです」と結んだ。オークスのリベンジを果たし、手ごわい年長勢も打ち破る。死角の消えた秋華賞馬にとって、女王の栄冠は目の前だ。 (川端亮平)
★斉藤崇師TALK
--前走の秋華賞を振り返って
「落ち着きがあって、競馬でも折り合いがついて、いい勝ち方をしてくれました。馬体増は成長分と(前々走で)減っていた分が戻ったもので、影響はなかったですね」
--追い切りについて
「(1週前追い切りで北村友)ジョッキーが『道中の力みがある』と話していましたが、先週より力みは少なくて、しまいも躍動感のあるいい動きでした。問題なく調整できました」
--前走は“オークス時に比べて8割のデキ”と話していたが
「前走は、その中でも気持ちと体のバランスが取れていたと思います。体の使い方や息遣いは上向いていますが、体調面が上がったことで、ジョッキーが感じたイレ込みや力みが出ているのかな、と。ただ、調教の段階では落ち着いていて、賢い馬なので心配しなくてもいいのかなと思います」
★4年ぶり日本騎手Vへ
クロノジェネシスと全レースでコンビを組む北村友一騎手は、今年67勝を挙げてリーディング10位につけている。デビュー14年目で今年3月の大阪杯でGI初制覇を飾り、秋華賞もV。エリザベス女王杯は過去3年、外国人騎手が制覇(2016年クイーンズリング、17年モズカッチャン=ともにM・デムーロ、18年リスグラシュー=モレイラ)。久々に日本人騎手の優勝となるか。
★3歳馬の成績
エリザベス女王杯が3歳以上のレースとなった1996年以降、昨年までの23回で3歳馬は8勝、2着7回。うち3勝が、その年の秋華賞馬による優勝だった。
★エリザベス女王杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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