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【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2019 決め脚比べならヒケをとらないディープインパクト産駒!ハーツクライ×エルコンドルパサー配合馬の大駆けを警戒!
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日曜日に行われるアルゼンチン共和国杯の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。
①アフリカンゴールド
父は昨年の勝ち馬を輩出するなど、産駒が当該コースでマズマズのパフォーマンスを示しているステイゴールド。半兄のアフリカンストーリーはドバイワールドカップ勝ち馬と、額面上の構成は文句なし。一族をひも解くと使いながら力をつけていくタイプが多く、古馬になってから本格化する馬も少なくない。意外性と成長力に富む血統背景だけに、要注意の1頭といえよう。
②タイセイトレイル
祖母はシンコウラブリイで、その父はニジンスキー直仔のカーリアン。そこにシンボリクリスエス、ハーツクライを重ねている。中距離以上の持続力勝負で力を発揮するタイプとみていい。やや母方の持久力が強く出ているぶん、極端に時計が速くなると辛い面がある一方で、上がりを要する展開と化せば、上位圏内まで視野に入る。ノーマークにはできない存在だ。
③ハッピーグリン
父はサドラーズウェルズ系のローエングリン。その父に、速力と機動力に優れたアグネスタキオン×持久力型ロベルト系のブライアンズタイムの配合馬を掛け合わせることで、均整のとれた好バランスを生み出している。反面、突出した要素に欠けるのも事実で、JRAの重賞ではひと押し足りない現状。さらに、スピード型サンデーサイレンス系を母父に持つ馬の当該コース成績が沈滞気味なのも不安材料。善戦の域を超えるイメージまでは湧いてこない。
④アイスバブル
エプソムカップ3着など中距離路線で活躍したグリュイエールの全弟で、叔父にはスプリングSの勝ち馬マウントロブソンや、菊花賞3着のポポカテペトルがいる。スピードの持続力に優れ、一定以上のスタミナも備えた一族だ。ディープインパクト×キングカメハメハの配合から、小回り→大箱のコース替わりは歓迎材料。決め脚比べの展開になれば、出番がありそうだ。
⑤ルックトゥワイス
きょうだいの活躍馬としてはミッキーパンプキンが目立つ程度。近い親族も欧米の重賞でひと押し足らずというタイプが多く、牝系の活力に乏しい印象を受ける。ただ、父のステイゴールドは近年の東京芝2500m重賞におけるトレンド血脈のひとつ。事実、本馬自身も今年の目黒記念を制している。加えて、やや晩成型の血統構成を勘案すると、セカンドクラスの重賞ならばまだまだ通用する算段は成り立つ。警戒を解いてはいけない1頭だ。
⑥ポポカテペトル
全兄のマウントロブソンはスプリングS勝ち馬。クロフネを叔父に持ち、近親にはグリュイエールやアイスバブルといった面々が並ぶ。ゆえに、牝系の活力と底力については申し分がない。本馬はパワー色が濃い母方の影響が強く、字面の配合以上にタフな競馬が合うタイプだろう。3歳時には不良馬場の菊花賞で好走したように、秘めたステイヤー資質はかなりのもの。状態が整い持ち味のしぶとさを活かせる展開になれば、巻き返しがあっても不思議はない。
⑦ムイトオブリガード
父ルーラーシップの産駒は東京芝2400~2500mで好成績。父母父であるトニービンの当レース相性も良い。加えて、欧州にさかのぼる牝系にて最低限のスタミナが供給されている。当舞台とマッチした好配合といえよう。ただ、今年に入ってからは煮え切らない着順続きのもどかしい現状。そして休み明けと、今回は必ずしも楽なミッションではない。昨年2着の実績は評価できるものの、ヒモあってもアタマなし、とみるのが正解ではないか。
⑧マコトガラハッド
父は天皇賞(春)を制したスズカマンボで、母父はブライアンズタイム。字面の構成に加え、キャリア全3勝(JRAのレースに限る)を芝2600mで挙げている戦績からも、スタミナが要求されるタフな競馬が適している。昨年の当レースで11番人気の低評価を覆す激走劇を演じたように、相応の舞台適性を備えているのは疑いようがない。とはいえ約1年ぶりの実戦。重い印を与えるには躊躇してしまう。連下の押さえまで、という評価に留めておくのが妥当だろう。
⑨ノーブルマーズ
父のジャングルポケットは当レースと相性が良いトニービンの直仔で、母父はスタミナに長けたロベルト直仔のシルヴァーホーク。昨年の目黒記念2着が示すとおり、一定以上の持久力を求められる東京芝2500m重賞にマッチした適性を備えている。ただ、スタミナとパワーが強調されているぶん、決め脚比べになると分が悪い。良さを引き出すには、自ら早めに仕掛けて我慢比べに持ち込む、もしくは道悪などタフなコンディションの出現が望ましい。
⑩トラストケンシン
東京芝2500mはキレよりも長くいい脚を求められる舞台。ゆえに、持続力に長けたトニービンの影響が強い、ハーツクライを父に持つ点はプラス材料。その父に菊花賞馬エルコンドルパサーの直仔を重ねているのだから、少なくともスタミナの面でヒケをとることはない。ややスタミナ優位の構成のため、瞬発力に欠ける面は否めないが、追ってバテない持久力はなかなかのもの。斤量差を活かすことができれば、浮上の場面があってもおかしくはない。
⑪パリンジェネシス
タートルボウル×メジロライアンという、渋い組み合わせ。父タートルボウルは母方の血を引き立てる傾向が強く、母父父にアンバーシャダイを配し、メジロの在来牝系をベースにしている本馬が長距離レンジで良績を残しているのもうなずける。とはいえ、キレよりも体力勝負が向くタイプであることは間違いなく、速い時計を求められると厳しい印象。高速決着が頻発している今の東京コースがフィットする可能性は低い。巻き返しは容易ではないだろう。
⑫オジュウチョウサン
父のステイゴールドは3頭の東京芝2500m重賞ウイナーを送り出し、母父のシンボリクリスエスは現役時に芝2500mの有馬記念を連覇。字面の距離適性だけなら、ここでも上位にランクされる。ただ、平地のレースぶりをみるにスピードよりも持久力優先タイプであるのは明白。時計勝負では分が悪い。かといって、スタミナを要求される競馬になったとしても踏ん張りきれるかどうか。ここは厳しい戦いが予想される。
⑬ウインテンダネス
父のカンパニーは当レースと相性が良いトニービン経由のナスルーラ系。もとより本馬自身、東京芝2500mの目黒記念を制しているのだから、相応の適性を有しているのは間違いない。ただし、父方の重厚な血が強く反映されているため、速い上がりの決め手勝負になると、どうしてもラストの詰めが甘くなる。上位争いに絡むには、上がりを要する消耗戦、あるいは高速馬場や道悪など極端な馬場の出現が不可欠だ。
ウマニティ重賞攻略チーム
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>⑦ムイトオブリガード
ヒモあってもアタマなし、とみるのが正解ではないか。
圧勝しました。