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東京の土曜メインは2歳牝馬によるGIIIアルテミスS(26日、芝1600メートル)。暮れのGI阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日、阪神、芝1600メートル)に向けて重要な一戦となる。
キャリア1戦ながら、評価が非常に高いのがリアアメリア(栗東・中内田充正厩舎)だ。6月1日阪神の新馬戦(芝1600メートル)を出遅れながら8馬身差で圧勝。しかも最後まで馬なりだったのだから衝撃は大きかった。6頭立てでその後、3、4着も勝ち上がっており、相手もけっして弱いわけではなかった。登録が10頭と引き続き頭数が少なくなりそうなのも有利。重賞初制覇のチャンスだ。
オータムレッド(美浦・手塚貴久厩舎)は新種牡馬ワールドエースの産駒で、6月16日函館の新馬戦(芝1200メートル)→8月18日札幌のクローバー賞(芝1500メートル)と連勝。距離延長にも柔軟に対応してセンスのよさを見せた。今回は平坦小回りから坂のある東京マイルに替わるが、しまいは確実に脚を使うタイプなので、直線が長くなるのはプラスになりそうだ。
ルーチェデラヴィタ(栗東・西村真幸厩舎)は6月9日阪神の新馬戦(芝1600メートル)→8月10日札幌のコスモス賞と連勝。勝負強そうなタイプで、新種牡馬キズナ産駒として函館2歳Sのビアンフェに次ぐ重賞ウイナーになるか注目される。
8月11日新潟の新馬戦(芝1600メートル)を2番手から伸びて勝ったサンクテュエール(美浦・藤沢和雄厩舎)は操縦性の高さが魅力。前走のサフラン賞は4着に終わったが、その前の新潟2歳Sで3着と好走しているビッククインバイオ(美浦・牧光二厩舎)なども上位を狙える。
★ アルテミスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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