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【菊花賞】してやったり武豊!ワールドプレミアがラスト1冠を奪取
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10月20日の京都11Rで行われた第80回菊花賞(3歳オープン、GI、芝・外3000メートル、馬齢、牡・牝、18頭立て、1着賞金=1億2000万円)は、武豊騎手騎乗の3番人気ワールドプレミア(牡、栗東・友道康夫厩舎)が道中は中団のインで折り合い十分に控え、4コーナーもインからスルスルと抜け出しデビュー6戦目で待望のGI制覇を成し遂げた。タイムは3分06秒0(良)。武豊騎手は「昭和」、「平成」でGIを制覇しており、この勝利で3元号でのGI制覇を達成した。
クビ差の2着にはサトノルークス(8番人気)、さらに1馬身差遅れた3着に1番人気のヴェロックスが続き、クリストフ・ルメール騎手に乗り替わった2番人気のニシノデイジーは9着に終わった。
菊花賞を勝ったワールドプレミアは、父ディープインパクト、母マンデラ、母の父アカテナンゴという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は大塚亮一氏。通算成績は6戦3勝。菊花賞は、友道康夫調教師は初、武豊騎手は1988年スーパークリーク、96年ダンスインザダーク、2000年エアシャカール、05年ディープインパクトに次いで5勝目。
◆武豊騎手(1着 ワールドプレミア)「いい状態でしたし、勝てるレースをしようと思っていました。スタートを出て道中はずっと折り合いがついていましたし、上手に走ってくれました。最後の1冠に間に合って勝ってくれたし、ディープ(インパクト)産駒といこともありましたからね。僕自身、久しぶりのGIなのでうれしいです」
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