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10月19日の東京11Rで行われた第22回富士ステークス(3歳以上オープン、GIII、芝1600メートル、別定、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の2番人気ノームコア(牝4歳、美浦・萩原清厩舎)が中団待機策から直線は外から抜群の伸び脚を発揮、その外から迫ったレイエンダ(3番人気)を半馬身抑えて5カ月の休み明けの一戦を快勝した。タイムは1分33秒0(稍重)。これで前走のGI・ヴィクトリアマイルから連勝を飾り、11月17日に行われるGI・マイルCS(京都、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。
半馬身差の2着にはレイエンダ、さらにアタマ差遅れた3着にレッドオルガ(4番人気)が続き、1番人気に支持されたNHKマイルCの覇者アドマイヤマーズは中団から伸びず7着に敗れた。
富士Sを勝ったノームコアは、父ハービンジャー、母クロノロジスト、母の父クロフネという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は池谷誠一氏。通算成績は10戦5勝。重賞は2018年紫苑S・GIII、19年ヴィクトリアマイル・GIに次いで3勝目。富士Sは、萩原清調教師は初、クリストフ・ルメール騎手は2018年ロジクライに次いで2勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 ノームコア)「外枠でしたし、休み明けなので、あまり前には行きたくなかったのであの位置から。道中の手応えも良く、自信がありました。馬が大人になっていますし、力もつけている。いい馬になってきましたね」
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