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【菊花賞】ワールド熱走!武豊も笑顔


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【菊花賞】ワールド熱走!武豊も笑顔

 菊花賞の追い切りが16日、東西トレセンで行われた。栗東では、神戸新聞杯3着のワールドプレミアが坂路で好気配をアピール。体質強化でたどり着いたクラシック最終戦で、初タイトル奪取をもくろむ。良血馬サトノルークスは、初コンビとなる福永騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、確かな伸びを見せた。皐月賞2着、日本ダービー3着のヴェロックスはきょう追い切る予定。枠順もきょう確定する。

 不完全燃焼に終わった春のリベンジだ。気温10度と一気に季節が進んだ栗東坂路を、ワールドプレミアが熱気十分に駆け上がる。動きを見届けた友道調教師は、満足げにうなずいた。

 「しまいを少し伸ばす形で、うまくいったと思います。先週に(武豊)ジョッキーが乗ってしっかりやっていて、初めてといっていいくらい順調に競馬に向かえる。春に比べて、いい状態で出走できます」

 坂路単走で、力みのない走り。ストライドを大きく伸ばしてスムーズに加速すると、直線半ばで入った肩ムチに反応してもうひと伸び。余力を残しながら、4ハロン54秒4-12秒7でまとめた。9日にCWコースでの1週前追い切りで一杯に追われて6ハロン82秒0-12秒3を計時しており、仕上げに抜かりはない。

 ラスト1冠でようやくたどり着いた、クラシックの舞台だ。3月の若葉S2着で皐月賞の優先出走権をつかんだが、その後にソエが出て春シーズンは休養。それでも半年間、成長をうながしたことで、体質が強化された。師が「心配事が全くなくなった。春はポチャッとしていたけど、筋肉質になった。ソエを気にせずにのびのび走れている」と違いを証言すれば、武豊騎手も「春より走りがよくなっている」とうなずく。前走の神戸新聞杯(3着)では勝負どころでのズブさを見せず、勝ち馬のサートゥルナーリアと同じ最速の上がり3ハロン32秒3をマーク。実りの秋に向けて、土壌はできている。

 友道調教師は「(2戦2勝の)京都の外回りは相性が良くて、折り合いはつくので3000メートルの距離は大丈夫だと思う。菊花賞で一番相性がいい武豊騎手に任せるだけです」と結んだ。

 皐月賞日本ダービーの勝ち馬が不在のラストバトル。歴代最多の4勝を挙げる“菊男”を背に、主役に躍り出る。 (川端亮平)



菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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