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【血統アナリシス】毎日王冠 古馬G2でも見劣りしない3歳世代の実力派!警戒を怠れないフランケル産駒!


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【血統アナリシス】毎日王冠 古馬G2でも見劣りしない3歳世代の実力派!警戒を怠れないフランケル産駒!

日曜日に行われる毎日王冠の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。


ケイアイノーテック
ディープインパクトとスピード&パワー型の牝系を組み合わせた血統構成をみるに、マイルレンジがベター。毎日王冠における父産駒の好走例が多いことも評価できる。一方、世代限定戦以外で好走がない点は気がかり。成長度の面で足りない可能性もある。当レースと相性が良い、東京芝マイルのG1ホースではあるが、勝ち負けまではどうか。3着争いまでが精一杯とみる。

ギベオン
母の父ゴーストザッパーは、BCクラシックを制した米・年度代表馬。母は米ダートG1を2勝しており、パワーとスピードに優れた牝系といえよう。母ならびに近い親族のG1勝利がマイル以下に集中しているため、中距離G1では足りないかもしれないが、少頭数かつマイルレンジのG2ならば圏内に届く可能性はある。当レースにおけるディープインパクト産駒の相性も良く、完全無視は禁物だ。

アエロリット
G1クラスの活躍馬が近親に並んでいることから、母系の活力と底力は牡馬トップクラスを相手に回してもヒケをとることはない。昨年の当レースを制しているように、高い舞台適性を備えているのは確か。ただし、クロフネ×ネオユニヴァースという、スピードとパワーが強調された構成ゆえに、速い上がりの決め脚比べになると分が悪い。勝ち切るには、昨年のように、自身から動いて持続質勝負に持ち込むことが必須条件となる。


インディチャンプ
半弟にアウィルアウェイ、母の兄弟にはアイルラヴァゲインリアルインパクトネオリアリズムなどの名が見られるように、スピードに秀でた一族といえよう。安田記念の結果が示すとおりマイルまでなら守備範囲だが、やや短距離指向が強い血統構成ゆえ、1800mなら序盤緩めで徐々に加速する流れになってほしいところ。前半のペースが締まると、最後まで脚が続かず詰めが甘くなる可能性もある。そのあたりには注意したい。

ランフォザローゼス
キングカメハメハ×ディープインパクトという、トップリーディング同士の組み合わせ。祖母のエアグルーヴは年度代表馬に選出された女傑。そのライン経由で重賞ウイナーが後を絶たない、国内屈指の名牝系だ。それゆえ、相応のポテンシャルを秘めていることは間違いない。ただし、やや晩成傾向にある母系らしく完成度が低い。今回の結果がどうのこうのではなく、長い目でみるべき馬だろう。

ペルシアンナイト
父は名種牡馬デインヒルの血を受け継ぐハービンジャー。母父にサンデーサイレンスを配することで、優れたスピードの持続力を生み出している。一方で、パワー色が濃い牝系の血脈が強く反映されているせいか、瞬発力を求められる展開になるとパンチ不足の印象。血筋の良さを引き出すためには、マイルCS1着時と同様に一定以上の持久力を必要とする競馬になるか、あるいはロングスパートを仕掛けることが必須となる。

マイネルファンロン
父は機動力と持久力を兼ね備えたステイゴールドマイネヌーヴェルを祖母に持ち、その弟にはマイネルネオスマイネルアワグラスマイネルチャールズといった面々が並ぶ。小回りの力を要する馬場に適した構成といえよう。そのうえ本馬は、ロージズインメイ×ブライアンズタイム配合の母が強く反映された、パワー&体力タイプ。開幕週の東京芝1800mがプラスに作用するとは思えない。前回以上のパフォーマンスを望むのはどうか。

ハッピーグリン
父はサドラーズウェルズ系のローエングリン。その父に、スピード型サンデーサイレンス系のアグネスタキオン×持久力型ロベルト系のブライアンズタイムの配合馬を掛け合わせることで、均整のとれた好バランスを生み出している。反面、突き抜けた要素に欠けるのも事実で、JRAの中距離重賞では足りない印象。相手が一気に強くなる別定G2では手が出ない。

ダノンキングリー
祖母は米2歳女王、その仔のウエストコーストは米G1を2勝、昨年のドバイワールドカップでも2着に奮闘した。それゆえ、牝系の活力と底力に不足はない。ディープインパクト×ストームキャットの組み合わせは、成功例が後を絶たないニックス配合。なおかつ毎日王冠との相性も抜群だ。コンパクトな体型をみるに、本質はマイルレンジがベター。今回の舞台は条件的にピッタリだろう。状態さえ整っていれば、古馬混合のスーパーG2でも何ら見劣りはしない。

モズアスコット
サドラーズウェルズ系×ストームバード系という、パワーが強調された配合。日本の高速競馬に対応できるのは、父フランケルの高い適応能力と、北米血統である母父のマッチングの妙によるものだろう。サンデーサイレンスの血を内包していないため、瞬発力勝負になると分が悪いものの、昨年の安田記念のように型にハマッたときの破壊力は生半可ではない。警戒を怠れない1頭だ。



ウマニティ重賞攻略チーム

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