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【白山大賞典】グリムが1番人気に応えて連覇達成
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10月1日の金沢11Rで行われた第39回白山大賞典(3歳以上オープン、交流GIII、ダート・右2100メートル、別定、9頭立て=キタノイットウセイが出走取消、1着賞金=2100万円)は、浜中俊騎手騎乗で1番人気に支持されたグリム(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎)が道中3番手追走から直線入口で先頭に立つと、中団から脚を伸ばしたデルマルーブル(2番人気)の追撃をクビ差凌いで勝利。エーシンモアオバー(13、14年)以来となる白山大賞典連覇を果たした。タイムは2分15秒9(良)。
2着はデルマルーヴル、さらに3/4馬身差の3着には昨年の全日本2歳優駿を制した実績があるノーヴァレンダ(5番人気)が入線。4番人気のテルペリオンは中団で脚を溜めるも前を追い切れず4着、3番人気に支持されたリアンヴェリテは先手を奪うも粘り切れず7着に敗れている。
白山大賞典を勝ったグリムは、父ゼンノロブロイ、母ブランシュネージュ、母の父サクラバクシンオーという血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)カナヤマホールディングス。通算成績は15戦8勝(うち地方6戦4勝)。重賞は18年レパードS(GIII)、白山大賞典(交流GIII)、19年名古屋大賞典(交流GIII)、マーキュリーC(交流GIII)に次いで5勝目。白山大賞典は、騎乗した浜中俊騎手が初勝利、管理する野中賢二調教師は昨年に続いて2勝目。
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