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【スプリンター】デビューから7戦オール連対で芝6Fのスペシャリスト、ディアンドル

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【スプリンター】デビューから7戦オール連対で芝6Fのスペシャリスト、ディアンドル

 絶対王者ファインニードルが引退したあとのスプリント戦線は混戦模様。高松宮記念で“暫定王座”に就いたミスターメロディや、今回“2強”と目されるダノンスマッシュタワーオブロンドンが、マイルGIで善戦止まりだったことを忘れてはならない。ゼネラリストよりもスペシャリストの強みを買って、ディアンドルに◎だ。

 何しろデビューからの7戦すべてが芝1200メートルという徹底ぶり。NHKマイルC路線には見向きすらしなかったのだから恐れ入る。しかも、5勝・2着2回でオール連対。敗れた2戦にしても上がり3F33秒9でファンタジストにクビ差まで迫った新馬戦、スタートで立ち遅れる不利がありながらいったんは先頭に立った前走・北九州記念と実に中身が濃い。まともなら無敗だったのでは-と空想したくなる。

 中間はリフレッシュ放牧を挟んでさらにパワーアップ。25日の坂路ではラスト1F11秒7の猛時計を馬なりでマークした。前走でひと息だったゲートもしっかりと練習し、「前走時のようなソワソワした感じがない」と、奥村豊調教師は好感触を伝える。

 過去(GI昇格後)に3歳牝馬は92年ニシノフラワー、07年アストンマーチャンが優勝し、昨年は11番人気のラブカンプーが2着に粘った。軽量53キロで出走できるのは、目下の高速馬場を考えても大きなプラス材料だ。

 中山ではカンナS、クリスマスローズSと2戦2勝で、「立ち回りが上手なタイプ。結果も出ているし(舞台に)不安はない。むしろ、強調材料といえる」とトレーナーは強気に構える。ルーラーシップ×スペシャルウィークという長距離血統に似合わぬ快速娘が、長期政権の礎を築く。

 “究極の3連単”はディアンドルを1着に固定。阪神と同様に直線に急坂のある中山が合いそうなタワーオブロンドンを2、3着に据えた12点で秋のGIシリーズ開幕戦を飾る!(夕刊フジ)



スプリンターズSの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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TERAMAGAZINE|2019年9月28日 16:28 ナイス! (0)

過去(GI昇格後)に3歳牝馬は
92年ニシノフラワー、07年アストンマーチャンが優勝し、昨年は11番人気のラブカンプーが2着に粘った。
軽量53キロで出走できるのは、目下の高速馬場を考えても大きなプラス材料だ。

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