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1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI限定の連載企画。スプリンターズSを担当する大阪サンスポの渡部陽之助記者(40)は5日目、美浦トレセンに取材の場を移し、タワーオブロンドンとセイウンコウセイをチェックした。中2週のタワーは最終追い切りも軽めで気になっていたが、藤沢和師の口調からは“名伯楽の計算”が感じられた。
連載5日目は、美浦トレセンに潜入した。最初の狙いは、産経賞セントウルSで◎に指名したタワーオブロンドン。3馬身差のレコードVで“本番でも”と思える内容だった。ただ、キーンランドCから中1週→中2週の厳しいローテーション。25日の最終追いもWコースを馬なりで5ハロン68秒1-12秒1と控えめなのが気になった。
この日は朝日を浴びながら、坂路4ハロンを59秒7で悠々と駆け上がった。調整を見届けた藤沢和調教師を直撃し、中間の具合を聞いてみた。
「中1週、中2週でも問題ないよ。いい体をしているし、関西と違って(中山競馬場は)近場だから調整は楽だよね。大型馬なので(びっしり)やると硬くなるから。ただ、使い込めるのはいい」
質問にも笑顔、笑顔。こちらの心配は杞憂(きゆう)に思えてきた。
3走前の函館スプリントSから1200メートルに転じ、一戦ごとに着順を上げてきた。一番の長所は「スピードがあるところ」といい、「行きっぷりがいいから、若い頃から短いところはいいと思っていた」と説明してくれた。
午前9時に枠順が発表され、最多の6勝を誇る〔4〕枠(8)番に決まると、指揮官は「中山は難しい競馬場だし、騎手が考えて乗って頑張ってくれるでしょう」。今後は香港遠征のプランもあるようで、勝負気配が漂う。史上初めてサマースプリントシリーズ王者がスプリンターズSを制する可能性を感じた。
この馬も無視できない。2017年高松宮記念の勝ち馬セイウンコウセイだ。「いい意味でやる気になっている。気合乗りがいい方に出てくれれば」と上原調教師は不敵な笑み。〔2〕枠(3)番にも「真ん中より内が良かったので、ちょうどいい。ハナにはこだわらないし、3、4番手でいければ」と青写真を描く。馬場のいい内めをロスなく通って、最後にGI馬の底力を発揮すれば怖い存在だ。
これでトレセンでの取材は終了。食指が動く話を聞いて、最後まで悩みそうだ。きょうは中山競馬場で関西馬の到着を見届けて、結論を出す。 (渡部陽之助)
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