まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI限定の連載企画『東西現場記者走る』。秋のGI開幕戦スプリンターズSを担当する大阪サンスポの渡部陽之助記者(40)は、追い切りが行われた3日目、ダノンスマッシュに密着した。川田騎手、安田隆調教師のリーディングコンビから聞いた力強い言葉に、評価はさらに上昇!?
追い切り日に狙いを定めたのはダノンスマッシュ。前走のキーンランドCが圧勝で、5カ月ぶりの実戦とは感じさせない力強い走りだった。前走は◎にすることができなかったが、改めて自分の中で評価が急上昇。本命候補の1頭だ。
まずは調教を確認。そのターゲットは、開門直後の午前6時過ぎに坂路に登場すると、道中はリラックスして馬なり。それでも前進気勢を保ったまま加速し、4ハロン52秒3-12秒0で矢のように突き抜けた。叩き2走目で間違いなくデキは良さそうだ。
騎乗した川田騎手は「札幌の時より馬がしっかりしてきました。いい状態で向かえると思います。しっかり競馬を組み立てられるところが、この馬の一番の良さですね」と共同会見で好感触を伝えてくれた。
父ロードカナロアは4歳春の高松宮記念で3着に敗れたが、ダノンスマッシュと同じ4歳秋にスプリンターズSでGI初制覇。そこから一気にスターに駆け上がった。父も管理した安田隆調教師は「体はひと回り小ぶりですが、そぶりが父に似てきましたね。調教もやれば動きますし、落ち着いている点も似ている」と目を細める。スマッシュにも、偉大な父に続く素質は備わっている。何より、トレーナーがこの一戦に懸ける強い思いに心を動かされた。
「川田騎手の師匠として何もすることができなかった。今回、いいプレゼントができれば」
2004年に安田隆厩舎所属でデビューした川田騎手。06年にフリーとなり、ここまで通算1346勝。安田隆厩舎の管理馬で58勝を挙げ、重賞ではダッシャーゴーゴー(10年セントウルS)など4勝を挙げているが、GIでは6回コンビを組んで未勝利。何とか1勝を…。そんな“親心”が伝わってきた。
気になるのは中山が初めての点だが「(6勝している)右回りですし、何とかクリアしてほしい。坂路でもしっかり走るし、かえって坂のあるコースの方がいいですね。最後にグイッと伸びてほしい」。指揮官の笑顔に不安は払拭された。
今年、川田騎手は118勝、安田隆調教師は50勝で、ともにリーディングトップという最強タッグ。日曜日のレース後は、師弟による感動のシーンが見られるかもしれない。 (渡部陽之助)
現場記者走るとは 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|