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武豊、名門Aオブライエン厩舎・ブルームで凱旋門賞参戦「光栄」
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武豊騎手(50)=栗・フリー=が、凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン、GI、芝2400メートル)で欧州の名門、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎のブルーム(牡3)に騎乗することが21日、わかった。
同馬は今年の英ダービー4着で、これまで重賞2勝。現在の馬主はクールモアで、次走はR・ムーア騎乗で英セントレジャー(9月14日、ドンカスター、GI、芝2900メートル)に参戦の見込み。その後、JRA馬主のキーファーズが同馬の権利を一部所得することになり、武豊騎手とのコンビが実現した。
同日朝、栗東トレセンで取材に応じた武豊騎手は「昨日、正式に決まりました。エイダン・オブライエン厩舎の馬に乗れることは、騎手としてなかなかない。しかも凱旋門賞でね。ビッグオファーをいただいて光栄です。ワクワクします」と声を弾ませた。さらに、その後のジャパンC(11月24日、東京、GI、芝2400メートル)の騎乗依頼も受けていることも明かした。
キーファーズの松島正昭氏は「私は馬主になってから終始一貫、『夢は武豊騎手で凱旋門賞を取ること』と言い続けてきました。その第一歩です」とコメントした。
武豊騎手が凱旋門賞で外国馬に騎乗するのは、1994年のホワイトマズル(6着)、2001年のサガシティ(3着)以来3度目で、通算8度目の挑戦。「乗るからには日本馬を“負かしてやる”という気持ちでいきたい。楽しみです」と意気込みを口にした。
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