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【クラスターC】レース展望

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 12日(祝・月)に盛岡競馬場で、お盆開催恒例の短距離重賞・第24回クラスターC(交流GIII、3歳以上オープン、別定、ダート・左1200メートル)が行われる。交流重賞3連戦の初戦となる注目の一戦を展望していきたい。



コパノキッキングとともに菜七子が初重賞V狙う!

 交流重賞で上位争いができる力を持つ強力なメンバーが揃ったJRA勢の中でも一番の支持を集めそうなのが、藤田菜七子騎手とのコンビで挑むコパノキッキング(栗東・村山明厩舎、セン4歳)だ。



 藤田菜七子騎手とコンビを結成してから2戦、惜しくも勝利には届いていないものの、マイルGIのフェブラリーSで5着、続く東京スプリント(交流GIII)では先行馬が有利な不良馬場の中で後方から脚を伸ばして2着と内容は悪くない。出走予定だった北海道スプリントCを回避し、一旦立て直しての参戦だけに状態面は気になるところだが、引き続き1200m戦なら持ち前のスピードを存分に生かした競馬ができるのではないだろうか。



 これまで重賞制覇を果たした日本人女性ジョッキーは中央・地方合わせて14人いるが、ここで藤田菜七子騎手がVを決めると統一グレードレース制覇は初の出来事となる。歴史的な瞬間が訪れるか注目だ。



ヤマニンアンプリメが重賞初Vで覚醒の予感



 コパノキッキングとのコンビで重賞初Vを狙う藤田菜七子騎手にとって最大のライバルとなりそうなのが、北海道スプリントC(交流GIII)で重賞初制覇を果たして勢いに乗るヤマニンアンプリメ(栗東・長谷川浩大厩舎、牝5歳)だろう。



 元々、交流重賞で3、2、2着と結果を出しており、初タイトル獲得は目前のところにいたヤマニンアンプリメだが、前走の北海道スプリントCでは惜敗続きだったこれまでとは一変の横綱相撲で3馬身差V。覚醒の気配すら感じさせる圧倒的な走りを見せつけた。



 左回りでは勝利こそないものの、船橋のマリーンC(交流GIII)で3着しているだけに、大きなマイナス要素にはならないとみていい。前走から1キロ減の53キロで走れるのは有利だけに、重賞連勝を決める可能性が十分にあるのではないだろうか。



★先行して渋太いヒロシゲゴールド&ノボバカラ



 初オープン挑戦となった2走前の東京スプリント(交流GIII)で逃げて見せ場十分の3着に善戦したヒロシゲゴールド(栗東・北出成人厩舎、牡4歳)も、先行馬が有利な盛岡コースが味方すれば上位進出のチャンスがありそう。



 東京スプリントの勝ち馬キタサンミカヅキは不在で、2着だったコパノキッキングとは1キロの斤量差があるだけに、マイペースに持ち込めれば計算では逆転の可能性までありそう。名手・武豊騎手の手綱捌きにも期待したいところだ。



 2走前の栗東S(オープン特別)で約2年半ぶりの勝利を挙げ、前走の北海道スプリントC(交流GIII)で3着と、ここにきて一時の不振を完全に脱した印象を受けるノボバカラ(栗東・森秀行厩舎、牡7歳)も先行して折り合えれば渋太い走りを見せるのではないか。



 過去の実績から“逃げてこそ”のイメージが強いものの、この2戦は好位に控えて結果を出している。不毛な先行争いに巻き込まれて、早々に失速するようなことはなさそうだ。

★ホッカイドウ競馬からブルドッグボスなど3頭参戦



 ホッカイドウ競馬から、浦和に所属していた2017年にこのレースを制した実績があり、たびたび交流重賞で上位争いに食い込んでいるブルドッグボス(北海道・田中淳司厩舎、牡7歳)が参戦する。



 1年を超える長期休養があったものの、ホッカイドウ競馬への移籍初戦となった前走のJAバンクよりぞうデビュー特別で復活を印象付ける勝利を挙げており、2度目のVも視野に入れての参戦とみていいだろう。



 同じくホッカイドウ競馬に所属するショコラブラン(北海道・小野望厩舎、牡7歳)も、今年に入ってから交流重賞で2度の4着があるだけに、展開ひとつで上位争いできるだけの力を持っている。



 9歳馬のメイショウアイアン(北海道・田中淳司厩舎、牡9歳)は2年連続の参戦となる。昨年は6着に敗れているものの、2走前の北海道スプリントC(交流GIII)で鋭い末脚を披露して2着に食い込み、前走は地元でショコラブランを破ってレコードVを果たしているだけに、昨年以上の走りを期待して良さそうだ。



★地元の期待を背負うラブバレットが5年連続参戦



 岩手競馬からは4頭が参戦。その中でも、地元の期待を背負うラブバレット(岩手・菅原勲厩舎、牡8歳)の5年連続参戦に注目が集まる。過去4年は3、3、2、3着と惜しいレースが続いているだけに、“5度目の正直”といきたいところだ。



 今年に入ってJRAに移籍したものの、結果を残すことができず。それでも、岩手に戻ってからの2戦は2着以下に4馬身、8馬身差をつける圧巻の内容で連勝。力の違いを見せているように、年を重ねたことによる衰えは皆無と言っていい。



 23年の歴史の中で、地方所属馬のクラスターC制覇は4度あるが、愛知(00年・ゴールデンチェリー)、船橋(08年・プライドキム)、笠松(13年・ラブミーチャン)、浦和(17年・ブルドッグボス)所属馬によるもの。初の地元所属馬によるVを目指して、今年も挑戦する。

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