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【ローズS】アパパネ、ド迫力12秒0
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GI秋華賞トライアルのローズS(19日、阪神、GII)の追い切りが15日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。今春、牝馬2冠を達成した関東馬アパパネは、滞在調整中の栗東坂路でラスト1ハロン12秒0の好時計をマークした。舞台となる阪神競馬場では、阪神JFで2歳女王に輝き、桜花賞も優勝とGI2勝。3歳女王として迎える秋初戦を制して、史上3頭目の牝馬3冠へ突き進む。
ド派手なパフォーマンスで女王の貫禄を見せつけた。オークス以来の実戦でも不安はいっさいない。春の2冠牝馬アパパネが、今秋もGIホースへの礎を築いた“アウエー”栗東からVロードを歩み始める。
「暑い時期も放牧へは出さず、美浦で調整してきた。8月に入ってから時計を出し始めて、先週9日に栗東入り。暑い中でもへこたれず、無事にここまできた感じだね」
2歳時の阪神JF、今春のチューリップ賞→桜花賞時に続く栗東調整は慣れたもの。国枝調教師の表情も自然と緩んだ。
最終追い切りは開門直後の坂路。まだ薄暗さが残る中、大きく先行するレディハピネス(栗・池江寿、牝3)を先導役に始まる。ラスト1ハロン付近で並ぶ間もなくかわし去っても、気を抜かずゴールを目指す。全体4ハロンはエラーで計時されなかったが、ラスト1ハロンは12秒0の好時計。まさに重戦車さながら迫力満点の走りで、最終デモも締めくくった。
「併せ馬にはならなかったけど、終いはしっかり伸ばしていたからね。全体的に体がボリュームアップして、走りにも力強さが出てきた。精神面でもドッシリしているし、牡馬みたいになってきたね。おそらく今回は20キロぐらいのプラス体重になると思うよ」
オークスが桜花賞から10キロ減(470キロ)だったため、今回は大幅な馬体増になるが、全てはひと夏越した成長分。調整が難しい夏場を順調に過ごせたからこそ、国枝調教師の自信も揺るがなかった。
「競馬だから絶対とはいえないが、特に相手は気にしていない。3冠を狙える立場にあるので、ここで成長した姿を見せて次へつなげたい」と、トレーナーは力を込める。
桜花賞を1番人気で完勝後に挑んだオークスは、母ソルティビッドが短距離馬だったこともあり、2400メートルの距離を不安視された。結果は、サンテミリオンと激闘を演じ、JRA史上初となるGI1着同着で2冠を達成した。
本番は1カ月後に控える秋華賞(10月17日、京都、GI、芝2000メートル)だが、ぶざまな姿は見せられない。3歳牝馬3冠は過去にメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)が成し遂げているが、2歳女王が達成すれば史上初の快挙だ。
大偉業がかかる実りの秋へ、女王が好発進を決める。(瀬戸聡)
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