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【レパードS&小倉記念】レースの注目点


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【レパードS&小倉記念】レースの注目点

★ダート路線の出世レース 今年はデルマルーヴルなど20頭が登録/レパードS



 レパードSは、過去の優勝馬にJRAダートGIで4勝を挙げたトランセンド、統一ダートGIで10勝を挙げたホッコータルマエなどが名を連ねている。また、優勝馬以外からもワンダーアキュート(2009年5着)、ケイティブレイブ(2016年2着)などが後に統ーダートGIを制しており、ダート路線を占う重要なレースとなっている。



 今年のレパードSには、ジャパンダートダービー2着のデルマルーヴル(牡、美浦・戸田博文厩舎)、前走で2勝クラスを勝ち上がったアッシェンプッテル(牝、栗東・奥村豊厩舎)、サトノギャロス(牡、栗東・西園正都厩舎)、ブラックウォーリア(牡、栗東・西村真幸厩舎)、ブルベアイリーデ(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)など20頭が登録しているが、ダート路線の出世レースを制すのはどの馬だろうか。



★収得賞金900万円組の抽選確率は「12分の8」 ハヤヤッコ白毛馬初のJRA重賞Vなるか/レパードS



 レパードSはフルゲート15頭で争われるが、7月29日現在、収得賞金上位のアッシェンプッテル(牝、栗東・奥村豊厩舎)、ヴァイトブリック(牡、美浦・和田正一郎厩舎)、サトノギャロス(牡、栗東・西園正都厩舎)、デルマルーヴル(牡、美浦・戸田博文厩舎)、ビルジキール(牡、栗東・安達昭夫厩舎)、ブラックウォーリア(牡、栗東・西村真幸厩舎)、ブルベアイリーデ(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)の7頭は出走可能となっており、残る8頭の出走馬は収得賞金900万円の12頭による抽選で決定する。



 抽選対象馬のうち、ハヤヤッコ(牡、美浦・国枝栄厩舎)には白毛馬初のJRA重賞制覇がかかる。同馬の母マシュマロはJRA重賞には出走していないが、交流重賞の関東オークスで5着に入っている。



 なお、ハヤヤッコの鞍上にはラジオNIKKEI賞プロキオンSアイビスSDとJRA重賞騎乗機会3連勝中の田辺裕信騎手が予定されている。また、ゲンパチルシファー(牡)を管理する佐々木晶三調教師は、新潟を除く9場でJRA重賞を制しており、「12分の8」の抽選を突破して史上7人目のJRA全10場重賞制覇を成し遂げられるか注目される。



★今年4戦4勝のメールドグラース 3勝目狙う池江泰寿調教師にも注目/小倉記念



 重賞3連勝を狙うメールドグラース(牡4歳、栗東・清水久詞厩舎)が、サマー2000シリーズ第3戦の小倉記念に登録している。同馬は昨年まで12戦2勝という成績だったが、今年は4戦4勝という成績を残しており、4月29日の新潟大賞典→6月1日の鳴尾記念と芝2000メートル戦の重賞を連勝している。メールドグラースはトップハンデの57.5キロを背負うが、連勝を伸ばすことができるだろうか。なお、同馬には川田将雅騎手が騎乗する予定。



 また、現役トップタイの小倉記念2勝を挙げている池江泰寿調教師は、アイスバブル(牡4歳)、カフェブリッツ(牡6歳)、ストロングタイタン(牡6歳)の3頭を登録している。池江調教師は、小倉記念で2勝、2着4回(勝率.133、連対率.400)と好成績を挙げているが、歴代トップの柳田次男元調教師に並ぶ小倉記念3勝目を挙げることができるだろうか。



ディープインパクト産駒は3頭登録 天国の父に捧げる勝利を挙げられるか/小倉記念



 7月30日、社台スタリオンステーション(北海道安平町)で繋養されていた種牡馬ディープインパクト(牡17歳)が死亡した。同馬は現役時代、史上6頭目の三冠馬となるなど、歴代最多タイのJRA・ GI7勝を挙げ、2005・06年のJRA賞年度代表馬に選出された。種牡馬としても牝馬三冠馬のジェンティルドンナなど多くの活躍馬を出しており、ディープブリランテキズナマカヒキワグネリアンロジャーバローズでダービー5勝を記録している。



 8月4日の小倉記念には、アイスバブル(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)、カデナ(牡5歳、栗東・中竹和也厩舎)、レトロロック(牡7歳、栗東・角居勝彦厩舎)と3頭のディープインパクト産駒が登録しているが、天国の父に捧げる勝利を挙げることができるだろうか。なお、アイスバブルレトロロックディープインパクトを所有した金子真人ホールディングス(株)の所有馬。



ジャングルポケット産駒&ハーツクライ産駒 JRA全10場重賞制覇なるか



 ジャングルポケット産駒は、小倉を除く9場でJRA重賞を制しており、小倉記念でJRA全10場重賞制覇がかかる。同産駒はクリノヤマトノオー(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎)、ノーブルマーズ(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)の2頭が登録しているが、小倉でも重賞を制して、グレード制が導入された1984年以降では10頭目となる全10場重賞制覇を決めることができるだろうか。なお、クリノヤマトノオーには和田竜二騎手、ノーブルマーズには高倉稜騎手が騎乗する予定。



 また、ハーツクライ産駒は、新潟を除く9場でJRA重賞を制しており、全10場重賞制覇がかかるレパードSには、ロードリバーサル(牡、栗東・藤岡健一厩舎)が登録している。同馬は7月29日現在では抽選対象となっているが、抽選を突破してハーツクライ産駒初の新潟重賞制覇を果たすことができるだろうか。



レパードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載



小倉記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

このニュースへのコメント

TERAMAGAZINE|2019年7月31日 20:49 ナイス! (0)

抽選対象馬のうち、ハヤヤッコ(牡、美浦・国枝栄厩舎)には白毛馬初のJRA重賞制覇がかかる。

同馬の母マシュマロはJRA重賞には出走していないが、
交流重賞の関東オークスで5着に入っている。

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