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7月21日の函館11Rで行われた函館2歳ステークス(2歳オープン、GIII、芝1200メートル、ゲート内でマンバーが暴れて負傷→競走除外で15頭立て、1着賞金=3100万円)は、藤岡佑介騎手騎乗の4番人気ビアンフェ(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎)が優勝。最内の1番枠から二の脚を利かせてハナに立ち、直線は内ラチ沿いを伸びて世代初の重賞ウイナーに輝いた。タイムは1分9秒2(良)。
1馬身3/4差の2着には馬場の真ん中を追い込んだタイセイビジョン(2番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に好位から伸びたプリンスリターン(11番人気)。1番人気のレッドヴェイパーは中団追走から差を詰めての5着。
函館2歳Sを勝ったビアンフェは、父は今年の新種牡馬のキズナ、母ルシュクル、母の父サクラバクシンオーという血統。半姉のブランボヌール(2015年)との姉弟制覇となった。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産馬で、馬主は前田幸貴氏。通算成績は3戦2勝。重賞初制覇。函館2歳Sは、中竹和也調教師は2015年ブランボヌール、2018年アスターペガサスに次いで2勝目、藤岡佑介騎手は初優勝。
◆藤岡佑介騎手(1着 ビアンフェ)「3戦目で気持ちがどこまで我慢できるかと思っていたけど、うまく調整してくれました。体調もすごく良かったです。楽に先手を取れたし、素晴らしいスピードがあります。最後も向かい風のなか、力強く駆け抜けてくれました」
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2024年4月25日(木) 12:00
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ウマニティ編集部
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