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今年の日本ダービーを制したロジャーバローズ(栗・角居、牡3)が19日、凱旋門賞(10月6日、仏・パリロンシャン、GI、芝2400メートル)挑戦に向けて放牧先の滋賀県・ノーザンファームしがらきから帰厩した。スムーズに馬運車から降りると、堂々とした脚取りで馬房に入った。
米林助手は「ダービー後の消耗を考えると、思ったより回復していますね。検疫に着いてからのカイバを食べていて、メンタル面も回復しています。馬体重は510キロ(日本ダービー時は486キロ)。回復力がすごいのは血統の底力ですね」と目を細め、「様子を見つつ、あした(20日)から坂路に入る予定です」と語った。
今後は8月20日に現地に向けて出発し、前哨戦のニエル賞(9月15日、パリロンシャン、GII、芝2400メートル)を経て本番に向かう。ともに凱旋門賞に挑戦する僚馬のキセキ(牡5)は来週中に帰厩予定で、フォワ賞(同)をひと叩きして臨む。
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