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【ズバリ!調教診断】七夕賞 新潟大賞典僅差のアノ馬が好ムード!鳴尾記念健闘のタニノギムレット産駒も上々の気配!

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日曜日に行われる七夕賞の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


エンジニア
南Wの閉鎖に伴い、この中間は坂路主体の調整。最終追いでは前半から攻め、4F51秒3、ラスト2F24秒2-12秒2のタイムをマークした。やや力を要するコンディションだったことを加味すると、ジョッキー騎乗とはいえ、合格点を与えらえる。やや頭の高い走りではあるが、渋い馬場で伸びを欠く馬が多いなか、最後まで脚勢を落とさなかったところは好感度が高い。好調とみていいだろう。

アウトライアーズ
この中間はトラックと坂路を交えて調整。1週前に南Pで及第点のタイムをマーク&追走先着。今週の坂路追いでは好反応を示し、楽々と先着を果たした。上がりの時計を要しているが、抜け出したあとは流していたので、気にする必要はない。安定感のあるフォームで、リズム良く登坂するさまは見映えがする。少なくとも前回より雰囲気はいい。

ロシュフォール
帰厩後は南W、坂路、南芝とそれぞれのコースで好タイムを連発。坂路で実施した今週の併せ馬でも、スムーズな脚さばきを見せ、優勢でフィニッシュした。首の動きが少し硬いように映るが、不安視するほどではない。乗り込み量の不足もなく、ここ目標に態勢は整った印象。いいムードでレースを迎えることができそうだ。


ソールインパクト
宝塚記念は登録のみで、早々に照準を七夕賞に合わせたこともあってか、併せ馬主体に乗り込み量は十分。南Pで行われた最終追いでは、5Fから僚馬と競いつつ、最後までしっかりと脚を伸ばしていた。派手な時計こそ出ていないが、実戦タイプなので、併せ馬の本数を積んでいれば問題はない。順調とみていいだろう。

ストロングタイタン
栗東坂路で2週前に4F50秒9、ラスト1F11秒7の好タイムをマーク。1週前追いでは4F51秒5、ラスト1F11秒9を記録した。今週は流す程度で、4F54秒2、ラスト2F25秒6-12秒3。タイムを見る限り、中間の調整は順調に映る。一方で、最終追いの動きについては微妙な線。首と四肢の連動性に乏しく、この馬らしいダイナミックな走りは見られなかった。その点を踏まえると、中身が伴っているかどうかについては疑問符がつく。今回は一枚割引が必要かもしれない。

マルターズアポジー
2週前に南W、1週前は北Cで好タイムをマーク&僚馬を圧倒。北Cで行われた最終追いでも、集中力あふれる走りを見せた。悪癖の内にササるところもなく、この馬にしては比較的落ち着いている印象。攻め巧者だけに過剰評価はできないものの、デキ自体は決して悪くない。あとは、実戦でリラックスして走れるかどうか。それが最大のポイントとなる。

カフェブリッツ
輸送を考慮して、最終追いは栗東坂路で終い重点の内容にとどめたものの、ラスト2F25秒2-12秒2という上々の加速を示した。2週前に坂路で4F51秒9、ラスト1F11秒9。1週前にはCWで長めからしっかり追われ、及第点のタイムをマーク&追走先着を果たしているように、中間の調整は至って順調。久々ながら、状態は前回より上の段階にある。

タニノフランケル
前走後も緩めることなく、栗東CWと坂路、プールを織り交ぜて丹念な調整。終い重点オンリーで、全体時計は目立たないが、1週前にCWで実施した3頭併せでは、マズマズの上がりタイムを記録。30日に不良馬場の坂路でラスト1F12秒3、今週の坂路追いでもキッチリと加速ラップをマークしている。動きについても、前回の小ぢんまりとしたフォームと比べて、ノビノビと体を使えている印象。軽くは扱えない1頭だ。

ロードヴァンドール
2週前、1週前と2週続けて栗東CWで好時計を記録。30日には不良馬場の坂路でラスト1F12秒2の好ラップをマークした。一方で、今週の坂路追いの気配は今ひとつ。体の軸がブレ気味で、一完歩ごとの進みがバラバラ。終いは持ち直して、ラスト1F12秒4を刻んだものの、好調時のような前膝を駆使した豪快なフォームは見受けられなかった。こうした内容で結果を残したケースもあり、一概に大きな減点材料とはいえないが、勝ち切るイメージまでは湧いてこない。連下の押さえまで、という扱いが妥当ではないか。

ベルキャニオン
南Wと坂路を交えて丹念に乗り込み、毎週のように及第点のタイムを記録。今週の坂路追いでも、この馬らしい回転鋭いフットワークを披露した。ただ、追われて右にササるような気配を示すところは相変わらず。1度叩いて上向いているのは間違いないが、右回りかつ相手強化の重賞ではどうか。今回はマイナス評価としたい。

ゴールドサーベラス
坂路、北B、北Cと、さまざまなコースで調整されているが、気性面を考慮しているのか、緩めの内容ばかりで、調整ピッチがなかなか上がってこない。北Cで実施した今週の併せ馬では、マズマズの動きを見せたものの、力強さという点では今ひとつ。中8週の割に乗り込み量も少なく、相手強化の重賞では厳しいと言わざるを得ない。


ミッキースワロー
北Cで実施した1週前追いでは、折り合いを決め、ほとんど持ったままスムーズに加速。悠々と僚馬を制した。南Pで行われた最終追いは、反応を確かめる程度の内容ながらも、滑らかな走りを披露。頭の位置が高いところは相変わらずだが、首と四肢の連動性という面では、前回より良くなっているように映る。馬なりオンリーの調整ゆえ、大きな上積みまではどうかも、パフォーマンスは悪くない。動ける仕上がりとみる。

ウインテンダネス
2週前と1週前に栗東CWで長めから追われ、上々のタイムを計測。同じくCWで行われた今週の追い切りは、軽めの内容ながら、4Fから活気のある動きを見せた。当該週の半マイル調整は、昨年の目黒記念以来。坂路(目黒記念時・4F55秒3)とCW(今回・4F51秒台半ば)の違いこそあれ、最終追いを調整色の濃い内容でとどめたことは、順調であることの証左と判断したい。力を出せる状態とみる。

ブラックスピネル
21日と26日に栗東坂路で及第点のタイムをマーク。今週の坂路追いでは終いをしっかり攻めて、1勝クラス相手とはいえキッチリと先着を果たした。4F52秒0、ラスト1F12秒7の時計自体は、鳴尾記念の最終追い切りとさして変わりないが、筒一杯だった前回よりも今回のほうが楽に刻んでいる印象を受ける。気配上々。

クレッシェンドラヴ
1週前の坂路追いでは、4F51秒6、ラスト1F12秒1の好時計を記録&僚馬を一蹴。今週の坂路追いでは終いをしっかり攻めて、4F51秒5のタイムをマークした。左手前のままでモタれ気味になったぶん、ラストの時計を要しているものの、全体的に見れば活発に動いている印象。とりわけ、序盤の小気味いいピッチ走法は目を引くものがあった。テンションを維持できれば、侮れない存在になりそうだ。

クリノヤマトノオー
少し間隔はあいたが、2週前に栗東坂路でみっちり攻めてマズマズのラップを計時。1週前のCW追いでは馬場の外めを回り、ラスト1F11秒台半ばの好ラップをマークした。今週のCW追いは軽く流す内容ながら、及第点の上がりタイムを記録。軽快な脚取りをみるに、休み明けの影響は少ないと考えてもよさそう。いい仕上がり具合ではないか。



ウマニティ重賞攻略チーム

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