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今週7日の福島メーンはサマー2000シリーズ開幕戦のみちのく名物「第55回七夕賞」。6年ぶりの七夕デー決戦に、中距離路線の実力馬が集った。なかでも注目はロシュフォール。重賞初挑戦の新潟大賞典で3着と好走し、G獲りへの期待が高まる。
丹念に磨かれてきた素質がいよいよ開花する。OP初戦の新潟大賞典で3着に好走したロシュフォールが、初タイトル奪取へ福島に乗り込む。
その前走は重賞初挑戦ながら1番人気に支持され、0秒1差の惜敗。木村調教師は「正直、勝ち損ねたような思い」と悔しがったが、最後方から上がり3F最速の32秒8で猛追した末脚は際立った。勝ち馬メールドグラースが続く鳴尾記念も制し、4着ルックトゥワイスが目黒記念をV。2、5着馬も重賞馬という強豪相手に、負けて強しの内容は誇れるものだ。
前走後は福島・ノーザンファーム天栄で調整。6月15日に帰厩し、1週前追いは芝コース5F67秒1で僚馬と併入した。
「いい意味で変わりないけど、もっと上のレベルを求めたい。中間は全体的に走りの質を高めていくことにチャレンジしている」とトレーナー。福島は初めてだが、「小回りコースがどうこうとは言っていられない馬。いい状態で送り出せるように努めていきたい」と意欲を燃やしている。
初コンビを組む三浦騎手は、夏場は北海道開催が中心だったが、昨年に初めて夏の福島に参戦するや【4・5・0・16】で連対率36%の好成績。先週の開幕週も4勝をあげ、今年52勝で関東リーディング2位と好調だ。頼もしい鞍上を背に、飛躍への足がかりをつかむ。(夕刊フジ)
★七夕賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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