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6月30日の福島11Rで行われた第68回ラジオNIKKEI賞(3歳、GIII、芝1800メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3800万円)は、田辺裕信騎手騎乗の3番人気ブレイキングドーン(牡、美浦・中竹和也厩舎)が後方待機から直線大外から伸び、好位からインを突いた9番人気のマイネルサーパスを3/4馬身捕らえて重賞初制覇を飾った。タイムは1分49秒8(不良)。
3/4馬身+1馬身1/4差の3着にはゴータイミング(6番人気)が続き、1番人気に支持されたヒシイグアスは中団のまま9着に終わった。
ラジオNIKKEI賞を勝ったブレイキングドーンは、父ヴィクトワールピサ、母アグネスサクラ、母の父ホワイトマズルという血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬で、馬主は前田幸貴氏。通算成績は7戦2勝。ラジオNIKKEI賞は、中竹和也調教師、田辺裕信騎手ともに初優勝。
◆田辺裕信騎手(1着 ブレイキングドーン)「馬場が悪かったので押し込まれないように気を遣いましたが、枠がよかったですね。初めて騎乗しましたが、強い馬を相手に善戦していたので力がありますし、これで賞金を加算できたので、また大きなレースに出るチャンスが出て楽しみです」
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