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GIの舞台は京都から東京に移り、11月1日に中距離王決定戦の天皇賞・秋(芝2000メートル)が行われる。春の天皇賞馬ゴールドシップこそ不在だが、GI馬5頭をはじめ出走全馬が重賞ウイナーという天皇賞らしい豪華な顔ぶれとなった。
主役は、宝塚記念の覇者で重賞3連勝中のラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)だ。秋初戦の前走、京都大賞典では上がり3ハロン32秒3という驚異的な末脚で他馬をねじふせた。主戦の川田将雅騎手は騎乗停止で乗れなくなったが、2週前の秋華賞をミッキークイーンで制し、勢いのある浜中俊騎手が確保。皐月賞で騎乗経験のあるトップジョッキーがあいていたのは幸運だった。今回の2000メートルは、この馬にとってベストの距離。今年だけで重賞5勝と一気にブレイクしたキングカメハメハ産駒がさらに連勝を伸ばしそうだ。
10頭が登録してきたディープインパクト産駒も強力なラインアップとなっている。なかでも昨年の秋華賞馬ショウナンパンドラ(栗東・高野友和厩舎、牝4歳)は、この1年で驚くほどパワーアップ。宝塚記念3着後の夏休みを挟んで挑んだ前走の産経賞オールカマーでは、同期のライバルであるヌーヴォレコルトやその他の強豪牡馬を自慢の末脚で鮮やかに退けた。本格化を迎えた4歳牝馬の切れ味は今回も侮れない。
エイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎、牡4歳)はディープ産駒では珍しい、スピードの違いで押し切る個性派だ。デビュー2戦目からはすべて逃げる競馬。6月のエプソムCで重賞初制覇を飾ると、秋初戦の毎日王冠も好メンバーを相手に逃げ切った。デビューからここまで9戦8勝。武豊騎手とは今年からコンビを組んで3戦3勝と相性抜群だ。11月1日の天皇賞といえば、1998年、1番人気サイレンススズカが3コーナー過ぎで左前脚を骨折し、予後不良になったレース。当時の鞍上だった武豊騎手は17年前の忘れ物を、同じ天性のスピードを持つ快速馬で手にすることができるか。
前年覇者スピルバーグ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)は英国遠征からの帰国初戦だった毎日王冠(10着)を叩いて、状態面がガラリと変わってきそうだ。鞍上の北村宏司騎手は前週の菊花賞をキタサンブラックで制してリズムがいい。
美浦・小島太厩舎の2頭も充実ぶりが目立つ。今年、中日新聞杯、札幌記念と重賞2勝を挙げているディサイファ(牡6歳)は、晩成型らしく年齢を重ねるごとに力を付けてきた。前走の毎日王冠も余力残しの仕上げながら、ゴール前でしぶとく盛り返して2着。これで本番が楽しみになった。
一方のダービーフィズ(牡5歳)も、今年はサマー2000シリーズ王者に輝き、一昨年の菊花賞(16着)以来となるGI挑戦は大いに注目される。クリスチャン・デムーロ騎手の騎乗も魅力だ。
昨年の皐月賞馬イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡4歳)は、脚部不安で春のGIを見送ったが、復帰初戦の毎日王冠で3着に入り、改めて地力の高さを示した。昨年のこのレースは見せ場たっぷりの3着。ひと叩きされた今回は、さらに走りに磨きがかかりそうだ。
他にも、安田記念2着のヴァンセンヌ(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)、昨年のダービー馬ワンアンドオンリー(栗東・橋口弘次郎厩舎、牡4歳)といった実績馬、今年のダービー3着馬サトノクラウン(美浦・堀宣行厩舎、牡3歳)、トップハンデでラジオNIKKEI賞を圧勝したアンビシャス(栗東・音無秀孝厩舎、牡3歳)などの3歳勢も上位争いに加わって不思議はない。18頭すべてが実績、実力を備えた一流馬。ハイレベルの争いで、馬券的な妙味も十分にある。大いに盛り上がる秋の盾となりそうだ。
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