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6月9日の阪神11Rで行われた第24回マーメイドステークス(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、牝馬、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、松若風馬騎手騎乗の7番人気サラス(4歳、栗東・西村真幸厩舎)が道中後方2番手から直線に向くと大外から急襲し、先頭に立っていた10番人気のレッドランディーニをハナ差捕らえて重賞初制覇を飾った。タイムは2分00秒3(良)。
ハナ+3/4馬身差の3着にはスカーレットカラー(5番人気)が続き、1番人気のセンテリュオは4着に敗れた。
マーメイドSを勝ったサラスは、父オルフェーヴル、母ララア、母の父タピットという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は吉田照哉氏。通算成績は12戦4勝。マーメイドSは、西村真幸調教師は初優勝、松若風馬騎手は2016年リラヴァティに次いで2勝目。
◆松若風馬騎手(1着 サラス)「もともと素質のある馬ですし、ようやく1つ重賞を勝ててよかったです。前に行く競馬を試していましたが、どうしても気持ちの難しい馬なので、しまいを生かすレースプランを立てて、その通りのレースができました。1頭抜け出していましたが、どうにか届いてくれと思って、必死に追いました。一時期、少し崩れたりもしましたが、前走から気持ちも入ってきていましたし、今回はいい結果を出せると思っていました。これからもっと成長していってくれると思うし、もっとよくなると思います」
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