まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
日曜東京メインのGIIIエプソムCで注目の上がり馬アンノートルが6日、美浦トレセンで追い切りを行った。Wコースでラスト1ハロン12秒2(4ハロン53秒4)と、近4戦3勝の勢いをまざまざと見せつける伸び脚で、調教評価は『A』。週末の下り坂予報を歓迎する開業2年目の田中博康調教師(33)=美浦=にとっては、重賞初勝利がかかる一戦となる。
梅雨入り前の強い日差しを浴びながら、5歳の上がり馬アンノートルがWコースをスピード感満点に駆け抜けた。ラスト1ハロン12秒2(4ハロン53秒4)の伸びで、1勝クラスのダノンチャンスと余裕をもって併入フィニッシュに持ち込んだ。
「勢いがついてからの反応がいい。グワーッと長く伸び続ける感じ。状態をキープしていると思うし、前走の内容から重賞でも楽しみです」
勝った前走と同等の好感触に、柴田大騎手がうなずく。前走、湘南Sは1年半ぶりのコンビだったが、それまでのイメージを一新させる走りに驚いた。「以前のワンペースの印象とは違った。抜け出してから息を入れていたくらい楽でした」。後方で馬群に囲まれた状況から、ラスト1ハロンだけで他馬を並ぶ間もなく差し切る離れ業。マークした上がり3ハロン33秒2は自己最速だった。
3歳の秋に2勝目を挙げた後、左前屈腱炎を発症して1年の休養。その間、池上弘調教師の定年に伴い、田中博厩舎へ転厩した。
「転厩後の2戦(3、2着)はまだ様子を見つつ加減しながらの調整でしたが、今は当たり前に攻められています。以前の510キロと今の510キロでは全然(中身が)違いますね」と田中博調教師が明かすように、しっかり調教が積めるようになって、トントン拍子に出世。今年は馬群に包まれて不完全燃焼に終わった2走前(10着)を除けば3戦3勝の快進撃だ。
久々の1800メートルにトレーナーは「器用なタイプではなくワンターンの競馬を狙った結果、マイル戦が多かっただけ。折り合いに苦労しないし、距離延長はプラスに働くと思う」と前向き。週末の“傘マーク”予報にも「どれだけ雨が降ってもこなせると思う」と大歓迎する。
騎手から転身し、開業2年目ですでに21勝を挙げながら、重賞初制覇に向けて意外なほど気負いがない田中博師。
「相手は強くなりますが、楽しみはあります」と手応えをうかがわせた。フランス語で“おかわり”を意味するアンノートル。馬名の通り、おかわりの一発を猛者ぞろいのGIIIでお見舞いしても、驚けない。(板津雄志)
★エプソムCの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|