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[プロ予想最前線]“馬券のエキスパート”たちが語るG1有力馬ナマ情報!日本ダービー(2)ダノンキングリー

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競馬予想SNSウマニティが誇る『競馬プロ予想MAX』所属の精鋭チームが、今週行われる日本ダービーの出走予定馬のなかから、有力視されている3頭について真剣ジャッジ。“馬券のプロ”たちが、馬券上の扱いも含め各馬の特性・能力などについて語っていきます。

先週行われたG1オークス編では、勝利したラヴズオンリーユーに対する『デビューから3戦のラップは、すべて過去のオークス馬と比較しても遜色のない物』(岡村信将プロ)、『一番の課題は輸送。この馬から買おうと思っている人は、最低でも当日の馬体重はチェックしたほうがいい』(スガダイプロ)とのコメントや、3番人気9着敗退のコントラチェックへの『東京2400mが合っているかは疑問。行きっぷりが良すぎて、長い直線で最後甘くなる可能性が高い』(シムーンプロ)といった見立てを掲載。今週も、人気馬の取捨検討に、波乱度チェックに、今週もプロ予想家たちの見解をお役立てください!!



ダノンキングリー
 スガダイ 皐月賞では内々をコースロスなく回れたのは良かったんだけど、4角で待たされたのが痛かったな。乗り方次第では勝てていたレースだったと思うよ。ただ、この馬は距離がねえ......。2000mであれだけ良い競馬が出来たから、流れ次第ではこなせると思うけど、距離延長は歓迎ではないよな。折り合いに不安な面もあるし、スタミナを要求されるような厳しい流れになると、バッタリ止まっちゃう危険性も低くはないだろうね。でも、決め手勝負の流れになれば、この馬の出番だ。瞬発力は出走馬中でナンバーワンだと思う。血統的には高速馬場への適性も高いはずだよ。リスクは高めだけど、単の魅力はある。サートゥルナーリアに人気が偏るようであれば、アタマから狙って面白いと思う。

 シムーン ここ2走は内枠で壁を作り、なんとかなだめて直線もイン突きで好走していますね。しかし、今回距離が2400mに伸びるのは、結構なマイナスではないでしょうか。掛かるくらいの前向きな気性にみる折り合い面への課題や、兄弟に短距離向きの馬が多い、というのがその主な理由です。3走前のマイル戦は外枠から強い競馬で勝利しているので、NHKマイルCに使っても良かったんじゃないかなーと思っている馬。私としては、今回は軽視するつもりです。

 豚ミンC 前走は中山2000mで1番勝てる位置で内々をうまく立ち回ってもらいましたが、上の2頭に負けてしまいました。逃げた馬が半端なところで下がってきて仕掛けが2テンポくらい遅くなった感はありますが、スムーズでも同じだったと思っています。加えて、前半ハミを噛んでいる様にも見えましたし、力はあるのにあそこまでだったのは距離も少し長かったのでしょう。そのことからレースを見直して予想する立場としては、今回はバッサリ消すしかありません。能力はあるので来ても4着まで!馬券圏内にきたらゴメンナサイです(笑) ちなみに過去10年で距離が長いと思って来てしまった馬には、ディープブリランテがいます......。

 サラマッポ 今回の課題はやはり距離延長ですね。小柄なディープ産駒ということで潜在的なスタミナに不安があります。気性も前向きで、前走の皐月賞でも道中で行きたがる面を見せていました。距離延長の2400mではかなり厳しい戦いが予想されるのではないでしょうか。勝つためには、逃げなどで馬群がばらける展開が必要になりそうです。昨年のエポカドーロのように、前に馬がいない状況を作ることができれば折り合い良く運べる可能性は高いでしょう。あとは、なるべくスタミナを問われない流れに持ち込みたいところですね。

 岡村信将 サートゥルナーリア皐月賞よりダービー向きであることを理由に、一縷の望みをかけて皐月賞の本命を託した馬です。単勝1.7倍対5.8倍でしたので。その皐月賞では明らかな外伸びの馬場を、最内を突いて伸びてきました。4着以下の馬を見ても、直線内を通った馬はダノンキングリー以外、総崩れになっています。最大の武器である瞬発力を削がれて苦戦するも、伸びる外を走れたサートゥルナーリアと、瞬発力を発揮して一旦はヴェロックスを交わすも、結果的に内を突いたことが裏目に出てしまったダノンキングリー。両馬の再対戦が見られるだけで幸せなことです。



日本ダ-ビー(3)ヴェロックス編 に続く

日本ダ-ビー(1)サートゥルナーリア編はこちら



●今回登場のプロ予想家陣紹介
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルを武器に、近12年中10年で年間プラス収支を達成している。プロデビュー以降12年間のトータル回収率は108%、収支は+340万超を記録中。スガダイとともに押しも押されぬツートップとして「競馬プロ予想MAX」をけん引する。
岡村信将プロ・・・フリーランス競馬ライター。『ラップギア』と『瞬発指数』を構築し、2008年には単行本『タイム理論の新革命・ラップギア』の発刊に至る。ウマニティでは創設当初の2007年より公認プロ予想家初期メンバーとして活躍中。
豚ミンCプロ・・・2017年12月よりスタートした『プロテスト』で優勝を果たし、18年3月にプロデビュー。レースリプレイ分析を基本とし、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで活躍中。
シムーンプロ・・・以前勤務していた育成牧場時代の騎乗経験で培った感覚をフルに生かし、過去のレース映像から、馬の性格や適性、騎手の騎乗技術、レース中の有利不利などを徹底的に検証する予想スタイルで活躍中。2011年に実馬券収支約1千万円のプラス計上するなど、その素晴らしい成績からウマニティ予想コロシアムにおいて多くのファンを獲得。2011年10月にプロデビューに至る。



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