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今週は令和最初のクラシックとなる牝馬2冠目のオークス。GI連載『東西現場記者走る』は、皐月賞○◎に続く“連載連勝”を狙う東京サンスポの千葉智春記者(34)が担当する。栗東トレセンでの2日目は、クロノジェネシスに注目した。この世代の牝馬で上位の実績を持ち、東京芝コースは2戦2勝。距離延長に向けた調整や、中間の良化ぶりに戴冠の可能性を強く感じた。
最近、携帯電話を探すことが多い。革製の緑色のカバーで、使い込んで色がくすんだのか、視界に入りにくいのだ。「ゼッケンの緑色は分かりやすいんだけどなあ」と馬場を眺めていると、双眼鏡越しにGIゼッケン「59」の芦毛を捉えた。この日のターゲット、クロノジェネシスだ。
阪神JF2着、桜花賞3着と、GIで地力上位を誇示。それも出遅れ、内枠でゴチャつく不利があっての小差だけに、スムーズなら戴冠は目の前に思える。舞台は2戦2勝の東京。ともに現地で取材し、2走前のクイーンC優勝時に斉藤崇調教師は「オークスの距離はもたせたい」と話していた。迎える樫の舞台へ、中間の調整や気性面がどうか気になっていた。
角馬場で体をほぐし、坂路で4ハロン64秒5を落ち着いた脚どりでマーク。調教後、担当の和田助手を直撃すると「だいぶ体を使えて走れていて、雰囲気は良かったです」と状態の良さを伝えた。
2400メートルに向け、中間は「テンションを上げすぎないよう」に綿密な調整が施された。1週前追いはCWコースを馬なりで6ハロン85秒2-12秒7。クイーンCの同80秒5-12秒7、桜花賞の同83秒3-11秒8と比べると軽めだが、前2走が週末は坂路調整だったのに対し、今回は12日にCW5ハロン70秒1-12秒2で負荷を補完した。「実際、前走よりも落ち着いています」と理想的な仕上がりだ。
良化も著しい。前走時はカイバ食いが良くなかったそうだが「今回は決まった分を食べて、体重も少し増えています。張り、毛づやも良く、トモ(後肢)はバンと大きくなりました」。自身最短の中5週のローテーションながら、ここにきての成長は魅力。さらに末脚に磨きがかかったかもしれない。「乗りやすく、掛かることもない」と距離延長にも前向きだ。
ヴィクトリアマイルを制したノームコアの半妹という旬な血統。「この血統は走りますよね」と和田助手もうなずきつつ、自身の愛馬にも「どこかでGIを取れると思っています」と期待は大きい。その機会が、すぐにでも訪れるのではと思えてきた。(千葉智春)
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
【注】現時点ではアイリスフィール55石川、エアジーン55石橋、グラディーヴァ55田辺、ジョディー55武藤、フェアリーポルカ55幸、メイショウアステカ55柴田善の6頭のうち2頭が抽選で出走可能。ルタンブルは除外対象
★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。千葉記者は前回密着した皐月賞の本命がヴェロックスで、馬単○◎で的中した。
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