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【菊花賞】リアル6馬身ぶっち切り!矢作師「満足」
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クラシック3冠最終戦の菊花賞に向けてリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡3)が21日、滋賀県の栗東トレセンで追い切られた。坂路での併せ馬は迫力十分の走り。パートナーを6馬身突き放し、サンケイスポーツ調教評価で最高ランクの『S』を唯一、ゲットした。2冠馬ドゥラメンテが不在だけに、コンビを組む福永祐一騎手(38)にも力が入っている。22日に枠順が確定、23日に金曜発売が実施される。
薄暗い坂路ではじけるように伸びた。リアルスティールが、圧巻の動きを披露。手綱を取った福永騎手は、満足げに切り出した。
「時計、動きともにすごくよかった。前回に若干余裕があった体も、引き締まってシャープな体つきになった。いい状態で臨めそう」
先行するアルスマルカート(牡7歳、1000万下)の後ろにつけてスタート。ゆったりしたペースの序盤は多少行きたがるそぶりを見せながらも、我慢させて直線へ。残り2ハロンで内に出すと、抑えきれないくらいの手応えであっさりかわす。相手が休み明けで走らなかったとはいえ、抜け出してからグイグイ伸びて最後は1秒2も突き放した。
4ハロン53秒6-12秒6の時計は前走時(4ハロン51秒8-12秒4)と比べて物足りないが、前半で折り合いを重視していたため。道中で力んでいたことを考えれば、ラストの伸びはさすがのひと言だ。ジョッキーは「坂路では馬が行く気になってハミを取っていくけど、馬の後ろに入れてもあの馬なりにリラックスして走れていた」と振り返った。
ダービー4着後に左第1指骨剥離(はくり)骨折が判明したが、休養明けだった前走の神戸新聞杯で2着を確保。中間は3000メートルの長丁場対策に着手した。調教メニューの中心を坂路からトラックのCWコースに変更。坂路で一気に駆け上がるのとは違い、トラックコースで人馬の呼吸を合わせ、リラックスして走れるように取り組んだ。
「3週くらいでどこまで対応してくれるかだけど、馬はまじめに走ってくれている。最善は尽くしている」と、2013年のエピファネイア以来の菊花賞2勝目を狙う福永騎手はうなずく。そして、レースを見立てながら「GIを勝たないといけない馬。血統的にもフォームからも3000メートルがベストでないのは明らかだけど、どんな形であれ勝てるように。何とかひとつタイトルを取りたい」と力強く結んだ。
2冠馬ドゥラメンテ不在のクラシック最終戦。リアルスティールが、なりふり構わずに菊のタイトルを取りにいく。 (川端亮平)
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