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京都新聞杯(芝2200メートル)が4日、京都競馬場で14頭によって争われ、酒井騎乗で11番人気のレッドジェニアルが中団から鮮やかに差し切って重賞初制覇。令和初のJRA重賞ウイナーに輝くとともに、日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)へ弾みをつけた。2着は2番人気のロジャーバローズ。1番人気のタガノディアマンテは5着に敗れた。
快晴に恵まれたゴールデンウイークの淀で、令和初の重賞タイトルを手にしたのは11番人気の伏兵レッドジェニアルだ。鮮やかに差し切って重賞初制覇。賞金を加算して日本ダービー出走を確実にした。
「本当にしばらく重賞を勝っていなかったので、とにかくうれしいです」と2014年の菊花賞(トーホウジャッカル)以来、4年半ぶりの重賞制覇となった酒井騎手が顔をほころばせた。
外め(12)番枠から抜群のスタートを切ると、スッと中団馬群へもぐり込んだ。前に壁が作れなかった前走と違い、リラックスして脚をためられたことで、直線に向いて末脚が爆発。「4コーナーを回るときに手応えはあったし、手応え通りしっかり反応してくれました」。メンバー最速の上がり3ハロン34秒7の脚を繰り出して、逃げ粘るロジャーバローズをゴール前でクビ差捕らえた。
デビュー当初から高い能力を感じていた陣営が、出世の妨げとなっていた精神面に工夫をこらし、ギリギリで競馬の祭典に間に合った。
「(装着する)鞍を厩舎で置くなど、なるべくテンションを上げないようにしたのがよかった。無駄なエネルギーを使わなかったし、馬の理解度もありました」と高橋忠調教師は一戦ごとの成長を口にした。距離適性を考慮して、デビューから5戦は全て2000メートル以上を選択したことも実を結んだ。
トレーナーは「東京に行ってどうなるか」と長距離輸送をポイントに挙げたが、鞍上は「きょうのような競馬をすれば、しっかり走れる力を証明できた。ダービーの大舞台でも頑張ってくれると思います」と力を込めた。フランス語で“素晴らしい”を意味するジェニアル。その名のとおりの輝く未来に向けて、快進撃を続ける。 (斉藤弘樹)
レッドジェニアル 父キングカメハメハ、母レッドアゲート、母の父マンハッタンカフェ。黒鹿毛の牡3歳。栗東・高橋義忠厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績5戦2勝。獲得賞金6430万8000円。重賞初勝利。京都新聞杯は高橋義忠調教師、酒井学騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+素晴らしい(仏)。王道を突き進む快進撃を期待して」。
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