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【東西現場記者走る】ヴィッテルスバッハ、魅力の穴
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NHKマイルCの勝ち馬を探すGI企画『東西現場記者走る』は連載4日目。東京サンスポの板津雄志記者(39)は美浦トレセンに移動して潜入取材。狙いはニュージーランドT3着ヴィッテルスバッハ。人気はないものの、決め脚は一級品。手応えのほどを池上調教師に聞いた。
先週の天皇賞・春は、出走馬わずか2頭の関東馬が1、2着になった。今週も出走馬は2頭と寂しいが目が離せない。
桜花賞馬のグランアレグリアはもちろん、もう1頭のヴィッテルスバッハも魅力的な存在だ。特にチークピーシズを着用した近2戦の末脚が破壊力満点。池上調教師も手応えを持っているのではないかと、胸のうちを直撃した。
「前走のニュージーランドTも後方からの競馬を想定していたけど、あの位置から脚を使って出走権(3着以内)をとれたのはこの馬の強さ。集中力を高めるために着けたチークピーシズがどこまで効いているかは分からないけど、少なくとも悪い方には出ていない」
2走前は、今回と同じ東京のマイル戦で、上がり3ハロン32秒9を駆使して、最後方から差し切り勝ち。そして前走も内容は濃かった。マイル戦とは思えない超スローペースのなか、4コーナー11番手という絶望的な位置。直線半ばでも逃げ切った馬と5、6馬身差以上あったように見えたが、それを1馬身半まで一気に詰めてきた。間違いなくこの馬のラスト1ハロンは10秒台。急坂のある中山を考慮すると驚異的だ。
器用さがなくコーナーでもたつく現状を見ると、中山から東京へコースが替わるのはいかにもプラス。「コーナーが緩い方が競馬がしやすいし、走りのバランス的にも左回りの方がスムーズ。東京の方が合っているはず」とトレーナーも舞台設定を歓迎する。
デビュー時の438キロから、前走で462キロと身体面も充実一途。「もともと肉付きがよく、がっしりしていたので、ある程度、完成されているのかなと感じていた。でも、だんだんと数字が増えて、パーツパーツの筋肉の張りがよくなり、中身が詰まってきた。想像を超えた成長ですね」と伸び盛りの現状には驚きを隠せない。
「前走も一歩目は出ていた。二の脚がもう少しついてほしいところ。競馬に参加した状態で直線に向くことができたら…」
師の言葉から“五分の発進ができればチャンスはある”という思いが読み取れた気がした。 (板津雄志)
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★現場記者走るとは
2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付のサンスポ紙面。
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