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【東西現場記者走る】ファンタジスト、速さお任せ!
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3冠初戦、皐月賞の勝ち馬を探るGI企画『東西現場記者走る』。担当の東京サンスポ・千葉智春記者(34)は連載2日目、栗東トレセンでファンタジストに注目した。近年、高速決着になりやすい皐月賞の傾向に合致するスピードの持ち主。陣営から仕上がりの良さを聞き出し、武豊騎手の“平成最初と最後のクラシックV”の可能性を強く感じた。
2日目のターゲットはファンタジスト。近年は良馬場なら1分57秒台も出る高速決着で、スピードが求められる。小倉2歳Sを制した速力に加え、前走のスプリングS2着で難なく距離延長に対応したレースぶりは、皐月賞での好走傾向に当てはまる気がする。
先週の選抜高校野球決勝を現地で観戦してから、ファンタジストが気になる存在になっていた。優勝した愛知の東邦高は平成の最初と最後の同大会でV。では競馬のクラシックは…というと、平成最初の3歳クラシック競走、桜花賞(1989年)で、武豊騎手が騎乗したシャダイカグラが勝ったからだ。皐月賞は平成最後のクラシック。再び、名手のメモリアルVがあるかもしれない。ちなみに昭和最後のクラシック、菊花賞も武豊騎手がスーパークリークで制している。
火曜朝、開門直後にさっそく標的が姿を見せた。Eコースを1周。頭を振るなど元気があり余った様子だ。その後の軽快な登坂(4ハロン67秒3)を見届けて梅田厩舎へ。騎乗した硎屋(とぎや)助手に「元気いっぱいでしたね」と言葉をかけると、笑顔を見せ「あれは遊んでいたんだ(笑)。Eコースでは自由にさせて体をほぐすのが目的で、尻っぱねは当たり前。坂路ではしっかりと教え込むし、普段通り」。メリハリの利いた教育が、折り合いの良さを生むのだろう。状態面も「具合の良さは間違いない。乗っていても、首や肩の筋肉がすごい」と太鼓判を押す。
梅田調教師にも直撃すると、景気のいい言葉が並んだ。「ワンターンでしか走っていなかったけど、前走はうまく対応してくれた。操縦性が高いから中山は向く。距離もゴール前の勢い的には足らなかったくらい」。中間も状態は良化の一途。1週前には坂路4ハロン51秒1-11秒7で、豪快に僚馬を4馬身突き放した。「使って断然良くなったし、動きも凄みが増した。2000メートル自体は心配していないけど、前走と同じように末脚を使えるかは分からない。それでも状態の良さでプラスになる」とデキに自信を持つ。
武豊騎手への信頼も厚い。「クラシックはやってみないと分からない。みんな殺気立っているからね。その中での立ち回りや隙をつく技術は、ユタカさんが一番」とトレーナー。劇的Vへの期待感が、さらに高まった。(千葉智春)
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
現場記者走るとは 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。千葉記者は昨秋に担当したJBCクラシックで◎ケイティブレイブから見事に的中している。
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