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中山グランドジャンプが13日、中山競馬場で11頭によって争われ、石神騎乗で圧倒的1番人気に推されたオジュウチョウサンが快勝。JRA史上初の同一重賞4連覇など記録ずくめのVを成し遂げた。今後は宝塚記念(6月23日、阪神、GI、芝2200メートル)への出走を目指す。6番人気シンキングダンサーが2馬身半差の2着。ニホンピロバロンは6着に終わった。
平成の終わりに、後世に誇れる大記録が生まれた。障害の絶対王者・オジュウチョウサンがJRA史上初の同一GI4連覇を達成。大きな拍手に包まれた表彰台で、石神騎手が胸を張りながらも正直な思いを口にした。
「今までで一番厳しい競馬でした。本当に強い馬です」
偉業への最後のハードルは険しかった。大記録阻止を計る“オジュウ包囲網”が要所、要所で重圧をかけてくる。「今までは他の騎手も正直“2着狙い”の感じだったのに、今日は全然違って、一致団結してつぶしにきた」。ニホンピロバロンの接近でオジュウはエキサイト。シンキングダンサーやミヤジタイガとも接触するなど、ガチンコの戦いになった。
それをはねのけたのは絶対王者のプライドだ。4コーナーの手応えも2着馬の方が良かったが、「そこからオジュウの勝ちたいという気持ちがすごく伝わってきた。勉強になりました」と石神。J・GI7連勝を飾った障害界きっての名手が、感服してパートナーのガッツをたたえた。
平地に転向した昨年は一旦、コンビを解消。喪失感も味わった相棒との快挙に「落ち込んでいても仕方ない。頑張っていれば、またいいことがあるんですね」と穏やかにほほえんだ。
J・GI6連勝、障害重賞11勝、獲得賞金記録(6億4088万5000円)も更新する記録ずくめの1勝。和田郎調教師もほっとした表情を浮かべる。
「4連覇は、寸前まで行った馬はいるのに達成できていない記録。それだけに本当にうれしい。プレッシャーは受けていたけれど、上手に跳べていたし、自分のリズムで走れていましたから」
昨年は、有馬記念挑戦(9着)という二刀流の夢をかなえたこともあり、平坦ではなかったV4への道のり。愛馬を信じて乗り切った。
快挙達成もつかの間、ドラマはまだまだ続く。レース後、(株)チョウサンの長山尚義オーナーは改めて、ファン投票で選ばれれば宝塚記念へ参戦する意向を明言した。令和の時代の“オジュウ劇場”がどんな結末を迎えるのか、しっかりと見届けたい。(内海裕介)
オジュウチョウサン 父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡8歳。美浦・和田正一郎厩舎所属。北海道平取町・坂東牧場の生産馬。馬主は(株)チョウサン。戦績27戦16勝(うち障害22戦14勝)。獲得賞金6億6680万5000円(うち障害6億4088万5000円)。重賞は2016~18年J・GI中山GJ、16年J・GIII東京JS、16&17年J・GII東京HJ、16&17年J・GI中山大障害、17&19年J・GII阪神SJに次いで11勝目。中山GJは和田正一郎調教師、石神深一騎手ともに16~18年オジュウチョウサンに次いで4勝目。馬名は「家族名より+冠名」。
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