美浦所属リーディングジョッキー上位3名の2月9日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
2月9日(日)東京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,400m) アラスカフレイバー
2R 3歳未勝利(ダ2,100m) ダカラフェスティヴ
4R 3歳新馬(ダ1,400m) ミッキーズベスト
5R 3歳新馬(芝1,600m) パレデザール
6R 3歳未勝利(芝1,600m) サクラアドリア
7R 4歳上2勝クラス(芝1,800m) ユキワリザクラ
8R 4歳上2勝クラス(ダ1,300m) ニジュウダンサー
9R ゆりかもめ賞(芝2,400m) レーゼドラマ
10R 初音S(芝1,800m) アドマイヤマツリ
11R 東京新聞杯・G3(芝1,600m) ジュンブロッサム
注目は10Rの初音Sで騎乗するアドマイヤマツリ。戸崎圭太騎手とのコンビで未勝利戦から2勝クラスまで目下3連勝中だ。前走から斤量が2キロ増えることがポイントとなりそうだが、牝馬限定戦のここはあっさりとクリアしても何ら不思議無い。9Rのゆりかもめ賞ではレーゼドラマに騎乗。デビュー戦はちぐはぐな競馬となったが、2戦目の未勝利戦で一変し10番人気を嘲笑うかのような快勝劇を披露してくれた。驚いたのはタイムで、前日に行われた同条件の古馬2勝クラスの勝ちタイムを0秒1上回っていた。今回は2,400m戦ということで先々の大舞台を見据え出走してきたメンバーも多く簡単なレースにはならないだろうが、この馬にも注目をしたい。
【横山和生騎手】
2月9日(日)東京競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,600m) コンティオ
5R 3歳新馬(芝1,600m) ダノンブギ
7R 4歳上2勝クラス(芝1,800m) オルノア
8R 4歳上2勝クラス(ダ1,300m) テセラリアン
9R ゆりかもめ賞(芝2,400m) ジュンアサヒソラ
10R 初音S(芝1,800m) セフィロ
11R 東京新聞杯・G3(芝1,600m) セオ
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,600m) パープルナイト
8Rの4歳上2勝クラスはテセラリアンに騎乗。芝の2勝クラスでは頭打ちの感があったが、舞台をダートに替えると2戦連続2着と結果を残してきた。今回は中山から東京にコースが移り、どのような走りができるか注目の一戦となる。3Rの3歳未勝利ではコンティオに騎乗する。デビュー戦ではスタートで後手を踏むも道中で積極的な競馬をしてクビ差の2着と好走をした。半兄カールスモーキーがJRAでマークした2勝はともに左回り。スタートを決め、今回で勝ち上がりを目指す。
【横山武史騎手】
2月9日(日)東京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ2,100m) ラストレガシー
4R 3歳新馬(ダ1,400m) マオノギミック
6R 3歳未勝利(芝1,600m) クロウソング
8R 4歳上2勝クラス(ダ1,300m) モンドプリューム
9R ゆりかもめ賞(芝2,400m) アマキヒ
11R 東京新聞杯・G3(芝1,600m) ジオグリフ
12R 4歳上1勝クラス(ダ1,600m) ノルドヴェスト
メインレースの東京新聞杯はジオグリフに騎乗。2022年の皐月賞でイクイノックス、ドウデュースを破った走りは今でも忘れられない。あの日以来、勝利をあげられていないが昨年は国内のレースですべて勝ち馬から0秒5差以内で、アメリカBCマイルで5着と復調気配がうかがえる。今回は斤量が59キロ、そしてなかなか結果がでていない休み明けと課題は多いが、G3ならば結果を残したいところだ。2Rの3歳未勝利ではラストレガシーに騎乗する。芝のデビュー戦で1秒4離された10着と大敗したが、ダートに舞台を替えると2、3着と一気に結果を残せるようになってきた。一戦ごとに勝ち馬からのタイム差を詰めており、休み明けとなるがダート3戦目の今回は是が非でも結果を残したいところだ。