栗東所属リーディングジョッキー上位3名の1月26日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【松山弘平騎手】
1月26日(日)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) ジューンノールック
3R 3歳未勝利(ダ1,900m) スコーピオンイメル
4R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) イサナ
5R 3歳新馬(芝1,600m) アスクヴォルテージ
9R 茶臼山高原特別(芝2,000m) ランスオブクイーン
10R トリトンS(芝1,400m) アクートゥス
11R プロキオンS・G2(ダ1,800m) オメガギネス
12R 4歳上2勝クラス(芝1,400m) バンドシェル
11RのプロキオンSはオメガギネスに騎乗。過去に重賞で2着が3回と栄冠には届いていないが、三宮Sでの快勝劇を見て分かる通り力は十分だ。思い返せば昨年のフェブラリーSで1番人気に支持されたのはこの馬だった。これまでに2戦コンビを組み連対率100%の松山弘平騎手とともに重賞初制覇を目指す。12Rの4歳上2勝クラスではバンドシェルに騎乗する。近走はスタートに課題を抱えているが、その分末脚は堅実に披露している。ゲートさえすんなり決められれば、このクラスでも上位争いの一角に加われる力は十分だろう。
【坂井瑠星騎手】
1月26日(日)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,800m) テイエムドリーマー
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) マギームーン
3R 3歳未勝利(ダ1,900m) タイセイデクスター
5R 3歳新馬(芝1,600m) イモルテル
6R 3歳未勝利(芝2,200m) スティレセイル
10R トリトンS(芝1,400m) ユハンヌス
11R プロキオンS・G2(ダ1,800m) サンライズジパング
12R 4歳上2勝クラス(芝1,400m) メタルスピード
メインレースのプロキオンSはサンライズジパングに騎乗する。2023年にはJBC2歳優駿2着、ホープフルSで3着とコースを問わず好走し、翌年には若駒Sを制し皐月賞と日本ダービーに挑戦。その後、不来方賞で1着になるとジャパンダートクラシック3着をはさみ、みやこSで古馬を退け見事に1着に輝いた。前走のチャンピオンズCは6着に敗れたとはいえ勝ち馬のレモンポップからは0秒5差と善戦。今回も何頭か強い馬は出走しているが、主役候補の1頭だ。10RのトリトンSではユハンヌスに騎乗。3勝クラスに昇級後は初戦こそ10着に敗れたが、近4走は前と差のない競馬を披露している。今回でクラス卒業を目指したい。
【西村淳也騎手】
1月26日(日)中京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,400m) メイショウアイク
4R 3歳1勝クラス(ダ1,800m) ナンヨーパワフル
5R 3歳新馬(芝1,600m) ブレウディエス
6R 3歳未勝利(芝2,200m) レッドエソール
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) パルクリチュード
9R 茶臼山高原特別(芝2,000m) ライフセービング
10R トリトンS(芝1,400m) ブリュットミレジメ
11R プロキオンS・G2(ダ1,800m) カズペトシーン
12R 4歳上2勝クラス(芝1,400m) トラペジスト
11RのプロキオンSはカズペトシーンに騎乗。これまでにコンビで【2-1-1-0】と複勝率100%をマークし、前走の武蔵野Sでは断然の人気だったエンペラーワケアを猛追しての2着だった。メンバーは揃っているが、上位争いを期待できる1頭だ。8Rの4歳上1勝クラスではパルクリチュードに騎乗する。ダートのデビュー勝ちを果たすと2023年のフラワーCでは3着となった実績を持っている。なかなか2勝目をあげられずにいるが何度もチャンスはあっただけに、キッカケ一つと言ったところだろうか。今回も初勝利に導いた西村淳也騎手が継続騎乗なだけに、そろそろ結果を残したいところだろう。