週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。
【7月1日(土)】
中京6R 2歳新馬 ダ1400m 晴 不良
6番
ラムジェット(6番人気1着)
ダートの1400mで2位に1.8秒差の上がり最速というのは久しく聞かない。この新馬戦のレースレベルが実際どうだったのか分からないのだが、標準ならばこの馬の脚力はケタ違いだ。パトVで見ると出鞭を入れられていて、それでも流れについて行けていないのだが、4角を回る頃には馬群の後ろの馬にさえ優に5馬身以上あった差を直線だけで覆し、更に1馬身半突き抜けた。隣の馬とのストライドの違いを見ても格段に大きく、ダイナミックなフォームで、次走どころかダート戦線をどこまで上り詰めていくかを見届けてみたい一頭だ。 【次走注目度:S】
【7月2日(日)】
福島10R 3歳上2勝クラス ダ1700m 晴 稍重
5番
コスモコラッジョ(3番人気2着)
福島のダート1700mと言えばとにかく“逃げ”。本レースも勝ったのは3番手追走の馬で完全に前残りのレースだったが、中団から良い脚を使って伸びてきたのがこの馬。スタートを出ずというほどでもなかったが追走過程で徐々に後ろに下がっていき向こう正面あたりでようやく馬群にとりついた。直線は前が壁にならない広いところを通っているので一切の不利はなかったが、道中の馬順に変動が殆どないこの条件で、遅れを取ったところからから着実にポジションを上げてきたあたりに好感が持てる。次走、新潟なら同様のレースが出来そうで狙ってみたい。 【次走注目度:A】
福島11R G3
ラジオNIKKEI賞 3歳 芝1800m 晴 良
14番
レーベンスティール(1番人気3着)
パトVおよびレースVを見て単純にどの馬が強かったか?と問われれば間違いなくこの馬を挙げる。スタートも悪くなく1角では中団直後につけていたが向こう正面でのパトVでも騎手の頭の高さがほぼ水平を保っていて、ピッタリ折り合っているのが分かる。4角で馬群に突っ込んでいく根性も大したものだし、レースを見返してみるとなるほど単勝1.9倍の1番人気だったのが頷ける内容だ。気になったので過去のレースも調べてみたがそもそも
皐月賞馬
ソールオリエンスの新馬戦で上がり最速を出して以来、今日でデビューから5戦連続で上がりは最速。今日はいかにも流れが向かなかったが、これまでの戦績と併せて考えれば秋以降、一線級に交じっても大きな飛躍が期待できる馬だと思う。本格化は来年かも知れないが出走して来るたびに狙っても良いくらい楽しみな馬だ。 【次走注目度:S】
中京11R G3
CBC賞 3歳上 芝1200m 晴 良
3番
エイシンスポッター(2番人気6着)
スタートはいつも出ないのだろうが今日も隣の馬に前をカットされてあっという間に最後方。3F通過33.7秒の流れはミドル判定だったが、レースを見る限り明らかに前有利の展開。この流れで4角最後方からの外回しはいくら何でも展開が向かな過ぎだったが、それでも上がり33.0秒はメンバー最速で、見るべきところはあった。力があるところは示したのではないか。展開に左右されるところはあるが、前がやりあう展開ならば次走、突き抜けるシーンが見られても不思議ではない。出走レースの展開を考えつつ、狙えそうならば狙ってみたい。 【次走注目度:A】
(文:のら~り)
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