12月4日の中京9R・こうやまき賞(2歳1勝クラス、芝1600メートル)は、2番人気で
松山弘平騎手とコンビを組んだ
コレペティトール(牡、栗東・
中竹和也厩舎)が差し切ってV。オープン入りを決めた。タイムは1分34秒6(良)。この勝利で、松山騎手は2009年3月のデビュー以来、1万1030戦目でJRA通算1000勝のメモリアルを達成した。重賞はGI・5勝を含む35勝。
1馬身差の2着は好位から伸びた
サトノヴィレ(3番人気)。さらに1/2馬身差の3着が1番人気の
ダークブロンドだった。
レースは好スタートを決めた
ブライトファントムが先手を取り、
マイネルカーライルが2番手へ。
フェステスバントがこれに続き、
アンテロース、
ダークブロンド、
サトノヴィレなどが好位集団を形成した。3コーナーで
マイネルカーライルが先頭を奪うと、
フェステスバントも外から進出。一団となって直線に向かう。横に広がっての叩き合いとなったが、外から脚いろ良く伸びてきたのがコレペティトール。
サトノヴィレとの競り合いを制し、過去10年の勝ち馬に
ヌーヴォレコルト、
ペルシアンナイトといったGI馬が出ている出世レースを制した。
◆
松山弘平騎手(1着 コレペティトール)「スタートも良くて、枠も良かったですね。いい形で運べて、脚もたまりました。手応えも良く、直線も伸びてくれて、強い競馬でした。決め手のある馬ですね。これからも楽しみです」
◆
中竹和也調教師(同)「瞬発力があるところを見せてくれました。いい内容だったと思います。今年はたぶん、使わないと思うので、年明けに改めてですね」
コレペティトールは、父
ジャスタウェイ、母ベガスナイト、母の父Coronado’s Questという血統。通算成績は3戦2勝となった。