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戻ってきた大歓声の下で驚異的な回復力を見せつけた。3年ぶりに有観客で行われた3歳マイル決戦を制したのはダノンスコーピオン。共同通信杯で7着と屈辱を味わった府中の地で、大外枠も克服。力強く先頭で新緑を駆け抜けた。
「最後(2着のマテンロウオリオンが)1頭外から伸びていたので、何とかしのいでほしいと。共同通信杯があまりにも厳しい状態で、何とか立て直して前走(アーリントンC1着)はある程度の状態で走れた。そこから中2週でしたが、きょうは返し馬が今までで一番良く、自信を持って勝ちにいけました」
桜花賞(スターズオンアース)に続く今年2つ目のGⅠ奪取を遂げた川田騎手が、相棒の不屈の闘志をたたえる。前週の天皇賞・春ではシルヴァーソニックでスタート直後に落馬。場内を騒然とさせたが、今週はお辞儀をしながら堂々のウイニングラン。それも安田隆調教師との師弟Vとなり「(水曜日の)記者会見で先生が、(一緒に)大きいところを勝ちたいと言っているのを聞いて、それに応えたかった」と笑みをたたえた。
「今日はもう、本当にうれしいです。⑱番枠と聞いて最初はあーっと思いましたが、ジョッキーがいいスタートをして距離ロスなく乗ってくれた」。GⅠ14勝目のトレーナーは、まるで初勝利のように顔をくしゃくしゃにさせて喜びを爆発させた。3度目となった師弟でのGⅠ制覇は、昨年の高松宮記念(ダノンスマッシュ)に続き、自ら管理した短距離王ロードカナロア産駒での達成。「お父さんと一番似ているのは性格。本当に落ち着いていて、イレ込んだのは見たことがない。今日もパドックで大丈夫か、と思うくらいでも、レースだと走ってくれる」と父譲りのメンタルの強さを強調した。
デビュー戦で陣営がマイル王のタイトルを意識したという好素材。曲折を経て見事に栄冠にたどり着いたが、無限に広がるのは伸びしろの部分。「ポテンシャルに体の成長が追い付かず、これまで、勝つのもやっと勝つという感じだった。これから先、もっと良くなる馬なのは間違いありません」と鞍上も将来性こそがこの馬の真骨頂と胸を張る。安田記念(6月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)参戦も含め今後は未定だが、若きマイル王の前途は洋々だ。(内海裕介)
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◆ロードカナロア産駒 今年出走の3頭を含む延べ13頭の出走で初勝利。これまでの最高は19年(ケイデンスコール)の2着。JRA・GⅠは21年高松宮記念(ダノンスマッシュ)以来で、通算13勝目。この勝利で18年から5年連続でのJRA・GⅠ勝利となった。JRA重賞は同日の新潟大賞典(レッドガラン)に続く今年9勝目、通算53勝目。今年9勝は2位のハーツクライ(5勝)を引き離してトップ。
◆馬番⑱の勝利 26頭目で初めて。
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ダノンスコーピオン 父ロードカナロア、母レキシールー、母の父スライゴーベイ。鹿毛の牡3歳。栗東・安田隆行厩舎所属。北海道新ひだか町・ケイアイフファームの生産馬。馬主は㈱ダノックス。戦績6戦4勝。獲得賞金2億1674万3000円。重賞は2022年のGⅢアーリントンCに次いで2勝目。NHKマイルCは安田隆行調教師、川田将雅騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+サソリ」。
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