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七夕賞の関連ニュース
【七夕賞】長かった！トーラスジェミニが重賞メモリアル制覇
©サンケイスポーツ
7月12日(月) 05:00
サマー２０００シリーズ初戦の七夕賞が１１日、福島競馬場で１６頭によって争われ、戸崎騎乗で２番人気のトーラスジェミニが２番手から抜け出して快勝。１３度目の挑戦で待望の重賞初制覇を果たした。７番人気ロザムールが２着に逃げ粘り、９番人気ショウナンバルディが３着。連覇を狙った１番人気クレッシェンドラヴは１４着だった。
レース直前の大雨が味方した！？ いや、本格化の証明だ。トーラスジェミニが大健闘だった安田記念５着の勢いそのまま福島の名物ハンデＧＩＩＩに挑み、２番手から抜け出す好内容で重賞初制覇を飾った。
「前走はＧＩの強いメンバーで頑張ってくれましたからね。ハナでも…と思ったけど、内で行く馬がいたので自分のリズムで。心配していた距離も何とかしのいでくれた。馬に感謝ですね」
コンビ２戦目となった戸崎騎手が充実一途のパートナーをたたえた。結果を出してきた逃げではなく、前走に続いて２番手でピタリと折り合えたこと、ハンデ５７キロを背負いながら良績の少なかった２０００メートルで勝ち切れたことは、トーラスにとって大きな収穫だ。
鞍上自身も８日に４１歳になったばかり。一昨年の秋に落馬して大けがを負い苦しい時期もあったが、「今になって体が整ってきた。自分はまだまだやれる、という気持ちが沸き起こっている」と名手も気力、体力があふれている。
管理する小桧山調教師は、スマイルジャックで勝った２０１１年の東京新聞杯以来の重賞制覇と同時に、メモリアルのＪＲＡ２００勝も飾った。「競馬の厳しさはいくらでも身に染みているからね。まさか定年間際にトーラスジェミニのような素晴らしい馬に出合えるとは思っていなかったよ」と６７歳のトレーナーは目尻を下げた。
次走は未定ながら、サマー２０００シリーズ初戦を制して“夏王”のタイトルも見えてきた。トーラスジェミニと戸崎騎手。心技体が整った人馬が夏を熱く盛り上げる。 （板津雄志）
★１１日福島１１Ｒ「七夕賞」の着順＆払戻金はこちら
■トーラスジェミニ 父キングズベスト、母エリモエトワール、母の父マンハッタンカフェ。鹿毛の牡５歳。美浦・小桧山悟厩舎所属。北海道新冠町・川上牧場の生産馬。馬主は柴原榮氏。戦績２９戦８勝。獲得賞金１億９７５１万８０００円。重賞は初勝利。七夕賞は小桧山悟調教師が初勝利、戸崎圭太騎手は２０１６年アルバートドック、１７年ゼーヴィントに次いで３勝目。馬名は「おうし座とふたご座」。
◆小桧山師が２００勝…小桧山悟調教師（６７）＝美浦＝は１１日、福島１１Ｒ七夕賞をトーラスジェミニで勝ち、現役１０５人目のＪＲＡ通算２００勝を達成した。１９９６年３月２日の初出走（中山１１Ｒプリンセストウジン５着）から６４４６戦目。ＪＲＡ重賞は七夕賞を含めて５勝。
【七夕賞】紅一点のロザムールがマイペース逃げ２着
©サンケイスポーツ
7月12日(月) 04:59
【七夕賞】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
7月12日(月) 04:58
◆松下調教師（ショウナンバルディ３着）「もう１列前で競馬ができていたらとも思いますが、悪くない内容でした。道悪でも結果が出せたのは良かった。力をつけています」＝順調なら小倉記念（８月１５日、小倉、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル）→新潟記念（９月５日、新潟、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル）を予定。
◆岩田望騎手（マウントゴールド４着）「理想のポジションは取れました。直線は少し狭くなったが、馬が頑張ってくれました」
◆柴田善騎手（プレシャスブルー５着）「こういう（道悪）馬場が上手で合っているね。ハンデ重賞ならチャンスはあるよ」
◆丸山騎手（カウディーリョ６着）「落ち着いていたし、いいところで上手に運べた」
◆吉田豊騎手（トラストケンシン７着）「一発狙って内を突くつもりだった。直線は最後までよく伸びてくれました」
◆石橋騎手（ブラックマジック８着）「スタートを決めて前々で運んだけど、最後まで踏ん張り切れなかった。良馬場で改めて期待したい」
◆長岡騎手（アールスター１１着）「この馬場でノメって、キックバックをすごく気にしていた」
◆酒井騎手（ヴァンケドミンゴ１２着）「直前の雨で馬場が緩すぎて、勝負どころではいつも以上に進んでいけなかった」
◆内田騎手（クレッシェンドラヴ１４着）「あの位置（中団）でもいいと思っていたが、動きたいところで動けなかった」
★１１日福島１１Ｒ「七夕賞」の着順＆払戻金はこちら
◆岩田望騎手（マウントゴールド４着）「理想のポジションは取れました。直線は少し狭くなったが、馬が頑張ってくれました」
◆柴田善騎手（プレシャスブルー５着）「こういう（道悪）馬場が上手で合っているね。ハンデ重賞ならチャンスはあるよ」
◆丸山騎手（カウディーリョ６着）「落ち着いていたし、いいところで上手に運べた」
◆吉田豊騎手（トラストケンシン７着）「一発狙って内を突くつもりだった。直線は最後までよく伸びてくれました」
◆石橋騎手（ブラックマジック８着）「スタートを決めて前々で運んだけど、最後まで踏ん張り切れなかった。良馬場で改めて期待したい」
◆長岡騎手（アールスター１１着）「この馬場でノメって、キックバックをすごく気にしていた」
◆酒井騎手（ヴァンケドミンゴ１２着）「直前の雨で馬場が緩すぎて、勝負どころではいつも以上に進んでいけなかった」
◆内田騎手（クレッシェンドラヴ１４着）「あの位置（中団）でもいいと思っていたが、動きたいところで動けなかった」
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【七夕賞】紅一点のロザムール逃げ粘り２着 Ｍデムーロ「競馬はうまくいったが…」
©サンケイスポーツ
7月11日(日) 18:43
７月１１日の福島１１Ｒで行われた第５７回七夕賞（ＧＩＩＩ、３歳以上オープン、ハンデ、芝２０００メートル、１６頭立て、１着賞金＝４１００万円）は、戸崎圭太騎手騎乗の２番人気トーラスジェミニ（牡５歳、美浦・小桧山悟厩舎）が２番手追走から直線で逃げたロザムールとの競り合いをクビ差制して重賞初制覇を果たした。タイムは２分０２秒２（稍重）。
紅一点のロザムールは、２番の内枠スタートからゲートを出ると鞍上が軽く促してスッと先頭へ。４コーナーにかけてトーラスジェミニに並びかけられる苦しい展開も、直線ではもうひと伸び見せゴールに迫ったが、最後かわされクビ差の２着に敗れた。
◆Ｍ．デムーロ騎手「いい馬だし、期待していた。競馬はうまくいったが、勝ち馬からプレッシャーをかけられてうまく乗られたよ」
★【七夕賞】払い戻し確定！！ 全着順も掲載
紅一点のロザムールは、２番の内枠スタートからゲートを出ると鞍上が軽く促してスッと先頭へ。４コーナーにかけてトーラスジェミニに並びかけられる苦しい展開も、直線ではもうひと伸び見せゴールに迫ったが、最後かわされクビ差の２着に敗れた。
◆Ｍ．デムーロ騎手「いい馬だし、期待していた。競馬はうまくいったが、勝ち馬からプレッシャーをかけられてうまく乗られたよ」
★【七夕賞】払い戻し確定！！ 全着順も掲載
【七夕賞】９番人気のショウナンバルディが３着 松下師「悪くない内容」
©サンケイスポーツ
7月11日(日) 18:43
７月１１日の福島１１Ｒで行われた第５７回七夕賞（ＧＩＩＩ、３歳以上オープン、ハンデ、芝２０００メートル、１６頭立て、１着賞金＝４１００万円）は、戸崎圭太騎手騎乗の２番人気トーラスジェミニ（牡５歳、美浦・小桧山悟厩舎）が２番手追走から直線で逃げたロザムールとの競り合いをクビ差制して重賞初制覇を果たした。タイムは２分０２秒２（稍重）。
９番人気のショウナンバルディは、中団のインで脚をため、馬群をさばいて外から強烈な末脚を繰り出すも上位２頭にはクビ＋１馬身半届かず３着。騎乗した岩田康誠騎手は史上１０人目のＪＲＡ重賞通算１００勝＆史上７人目のＪＲＡ全１０場重賞制覇はならなかった。
◆松下武士調教師「もう一列前で競馬ができていたらとも思いますが、悪くない内容でした。道悪でも結果を出せたのは良かった。力をつけています」
★【七夕賞】払い戻し確定！！ 全着順も掲載
９番人気のショウナンバルディは、中団のインで脚をため、馬群をさばいて外から強烈な末脚を繰り出すも上位２頭にはクビ＋１馬身半届かず３着。騎乗した岩田康誠騎手は史上１０人目のＪＲＡ重賞通算１００勝＆史上７人目のＪＲＡ全１０場重賞制覇はならなかった。
◆松下武士調教師「もう一列前で競馬ができていたらとも思いますが、悪くない内容でした。道悪でも結果を出せたのは良かった。力をつけています」
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